ないしょの話だよといって
キミの耳に近づけた唇が話し掛ける前に
ボクの影とキミの影が触れ合って
ほほを赤く染めている
これはボクがまだ17歳くらいのころに、授業の合い間に大学ノートに書いた落書きの一節だった。
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いつか昔に、この落書きのことをキミに話したかも知れない。
ボクたちは、
髪と髪が触れ合うほどまで傍に近づく運命になんかなかったのに、
シナリオの紙切れが一枚、風に吹かれてどこかに飛んでいったからなのだろうか、
長い夜に、寄り添いながら話をすることになったんだ。
不思議な夜だった。
悪魔が罠を仕組んだ夜。
黒い天使のようなキミが、ボクを魔法にかけてしまう。
キミの背中は、柔らかくて、丸くて、温かかった。
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【銀マド:ひろちゃん】 2007-12-23 23:10
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