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2005年08月16日21:39

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秋が好き

確かに秋の風が漂う気配を感じる。立秋を過ぎて、残暑見舞いを出したとたんに、夕刻に吹く風がサラサラになったともいえようか。

つい先日、重そうに稲穂を垂れる田んぼの脇を歩いていたら、ただならぬ匂いを稲穂が放っていることに気づいた。そう!、稲たちが、今が刈り取る時期なのだと自己主張をしているのです。

生き物は、言葉を持たないのだが表情は豊かである。その豊かさを、言葉という便利なものを勝ち得た人間は、理解できなくなりつつあるのではないか。私は、このような人間の愚かな劣化の兆しを「麻痺」と呼ぶことにしている。

幸せに麻痺し、便利さに麻痺している。きっとやがて自業自得の世の中が来るのだろうな。そう思いながらも、何か一矢を投じたい気もあるが。

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さて、
きょう、稲田で刈り取りを見た。
「秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ」  天智天皇
「あ」で始まる百人一首なので、憶えている人も多いことでしょう。

おそらく、この時代の稲刈りとは時期が二ヶ月ほどはずれていると思うが、稲穂を刈り取ったあとの株から放つ甘い香りは独特の匂いですね。烏と雀が苅田に群がっています。

田畑の中から黄色い花が少しずつ消えてゆきます。かぼちゃ、きゅうり、トマト・・・。でも、そのあとに小豆や大豆の葉が元気よく畑を覆い始めました。
おっと、先年、母に「小豆と大豆の違いは何処なんや?」と尋ねたら、「アホ!そんなこともワカランで農家の息子か」と言い切られて、沈黙のままなのでした。

さあ、今年も頑張って「木の一句」応募しよう。8月19日から一般受け付けです。

秋が好きです。
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すずむしの声のほうから風が来る ねこ作
コレは、「風の一句」に応募した私の句。(買っていませんが)角川からも出版してます。(載ってますのでヨロシク) ねこさんではなく、本名で載ってます。
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