春が来た水音の行けるところまで 種田山頭火
2月22日にも同じ句を引いて、現在の気持ちで書いている。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=354494419&owner_id=288528
今日の以下の日記は2年前のものです。
進化がないなあ。 ぼそ。
(2005/03/12) のメモから
-----
ちくま文庫「山頭火句集」旅から旅へ(P100)を開く。
>わかれてきた道がまっすぐ
旅から旅へはこの句から始まります。昭和7年、山頭火は50歳。行乞の旅は続きます。
秋に其中庵をかまえるまでのこのころの句には一種独特の寂しさとその裏にある喜怒哀楽が滲み出ているように思えるのですが、いかがでしょうかね。
>春が来た水音の行けるところまで
数年前に、柳生の里から奈良公園方面へと、滝坂道を散策したことがあります。
早春のころで、水田に湧き水が滲み出て、ふきのとうがひっそりと顔を出していたのを見つけたときは嬉しかった。
土筆を摘む親子が田んぼのあぜ道を歩いてゆく姿が印象的でした。
靄のかかったような奈良盆地を眺めおろし「春の坂道」をゆっくりと楽しみました。
旅は、当然ながら徒歩がいいですね。朝、見上げていた峰は、夕方になっても視界からは消えない。
実際にはほとんどバイクで旅をしますが、多くのバイクツーリスト仲間は、できることならチャリダー(自転車旅行者)になりたい。もっと贅沢な望みをあげれば、トホダー(徒歩旅行者)になりたい、といいます。
ゆっくりとした時間の中で、山頭火は歩き続けてゆきました。
>梅もどき赤くて機嫌のよい目白頬白
メジロ、ホオジロ。
そういえば、先日、ホオジロが職場の駐車場の枝にたくさんいたぞ。
梅もどきは秋に真っ赤な実をつけるのですが、山頭火の句集を詠んだあくる日には早起きをして庭の南天に集まる小鳥を見たくなりますよ、きっと。
二日間降り続いた雨も上がって薄日が差してきています。
さて、近所の池に鴨をみにいかなねば。早くしないと北に帰ってしまう…
鳥たちの4000キロの旅も、春に始まるのですね。
(追記:2005/03/13)
窓あけて窓いつぱいの春 種田山頭火
P196孤寒から。
大事な一句を忘れてました。
大きく手を広げて、空を見上げよう。
みなさん、それぞれに春を感じてください。
彼岸も近い。
ログインしてコメントを確認・投稿する