啓蟄のころ (2005/03/04) 山頭火のことを書いているメモがあった。
そいつを銀マドに載せたのでここに写します。
※銀マド:銀のマドラーという私のブログ
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◆ かすんでかさなつて山がふるさと 種田山頭火
あすは啓蟄だというのに東京では雪が降っているとニュースを報じている。今朝、伊勢平野では朝から雨が降っていました。
あたたかい雨です。御在所連山に冬中、白く積もっていた雪がまた少しずつ融けてゆきます。
山頭火が川棚温泉を発って其中庵へと旅をする途中で見た山には、春の雨が降りしきっていたのでしょう。
地面を濡らす雨は、春の芽を呼び起こすように、語りかけるように空から降りてくる。
山頭火はふるさとの山を春霞の中に描いていたのでしょうね。
句集では、
>春風の鉢の子一つ
の前に、
>かすんでかさなつて山がふるさと
の句があります。このうしろに、
>わがままきままな旅の雨にはぬれてゆく
があります。
春の雨。
冷たいことには変わりがないけど、少し気持ちが和らいでゆくのがわかるような気がする。
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【銀マド:読書系セレクション】
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