日にちを確認することなく、無頓着に先週に「父の日」記念で届けられた「 BLUE GIANT MOMENTUM」のコンピレーションCD。
先月に下の娘が帰省した際に、映像や音源のメディア(実体)を買った際の特典の話になって。原作漫画に出て来る、若しくはイメージされるジャズナンバーを寄せ集めたCDが、原作漫画シリーズの節目に、メディアミックスの一環で販売されているのだが。
現在の主人公宮本大と彼のバンドメンバーの本場ニューヨークでの奮闘を描く「BLUE GIANT MOMENTUM」に因んだコンピCDには、原作者石塚真一先生描きおろしの読み切り漫画が付くのをポロっとこぼしたのだが。父の日のネタが尽きていた下の娘に、贈答を宣言されるも、それなりの値段なので遠慮はしておいたのだけど。貰うと、それは嬉しいものである。
で、そのCD一曲目には、前章「BLUE GIANT Explorer」の最終話で、東京編でバンド解散以来、宮本大の「負い目」、「考えすぎ」もあって連絡を取っていなかった盟友沢辺雪祈とボストンで出逢った際、彼の作曲ストックにあった、大のアメリカでのバンド名と同じナンバー「MOMENTUM」を贈られて。前章のクライマックスは、東京でのバイトで右手に障害を負った沢辺と大のバンドがステージで彼の曲の演奏場面であった。
その原作通りに、沢辺が贈った曲というテイで、
実在のミュージシャンJULIUS・RODRIGUEZが作曲演奏した「MOMENTUM」が、貰ったCDの一曲目におさめられている。
(これまでの原作漫画のコマを編集したPVは、こちら)
https://www.youtube.com/watch?v=SXpUvhnT0ao&t=11s
で、現在の連載が、停滞するバンド活動の打開策として、楽器別の世界的コンペティションに宮本大がエントリーして。現在、最終選考のステージに立って、最終演奏者の彼の出番で。演奏曲が、その「MOMENTUM」なのである。
その前にライバルたちの演奏が終わっているのだが、観客や審査員の「印象」として、如何に優れたプレイヤーかが、語られて。我らが宮本大は、大丈夫かって心配になるも。
規定時間を2曲に振り分けて、その終わりをバラードで、技量を見せつけると共に次にやり難い様に、観客を「冷まして」演奏会巧者を見せつけたライバルに対して、「コンペは、自分らしさを見せるところじゃないのか」って一言言い放って、ステージに立って、盟友から贈られた曲を演奏すると言い放って終わった前回の話。
そして、最新話では、その演奏場面が展開されるのだが。会話である「吹き出し」が一切ない、演奏と聴衆の動きや表情だけで描き倒している。
CDのライナーノーツには、原作の編集からストーリテリングに回った(先日の劇場公開されたアニメーションの脚本も担当されている)number8氏が寄稿されていて。その中で、漫画原作が「音が聴こえる」と評価されるとあったが。
そう言う事で、最新話は、既に「原曲」は、CDで周知されているのだけれど。
大の前にプレイしたライバルを凌駕しているのは、コンペ用の一時限りのバックバンドや、聴衆、審査員の引き込み具合と、彼らを圧倒する大の熱演が、語らずとも、ページに曲は流れずとも伝わってくる。
ついつい、何度も読み返してしまった。当然、優勝だと思いますけれど。(現在発売中、ビックコミック12号を参照ください、気が向けば)
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