ずっしりと重く響いてきた「トニー谷、ざんす」。思っていた以上に良い本であったが、残念ながらこれを読んでも理解を出来る人がこの世から消えつつあるのが現実で、約27年前に彼はひっそりと世を去ったのであった。
彼を知る人が読むのがよろしかろう。そうでないければ誤解が生まれるかもしれない。
今の時代を生きている、この時代の人々や彼を知る時代の人々は、似たような不安とアホらしさと怒りと諦めを持っているのではないかと、読後にしんみりと考える時間が持てた。それは、この本を読んだからだと思う。
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やっと、トニー谷の芸にある「品」がわかってきたが、ちょっと遅すぎたか。
今の時代の芸人には彼に「品」を感じる人はいないだろう。
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と、この部分を最後のところに加筆しようとしたら、2,000字オーバーで不可能だった。
「彼の品をわかる奴はいないのだ、現代ボケのおバカたちには。」
と短く書いたら行けたかどうかは面倒だから確かめない。
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村松友視 トニー谷、ざんす
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