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2020年10月22日00:00

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イザヤ36-47章(16-35)

【イザヤ45:12 主のものとは何か,また人のものとは何か】
人はこの世のものについて,「所有」という観点から考え ることが多い。「わたしは大きな家を持っている」と言う人 もいれば,「わたしは自分の働きでこの事業をここまでにし たんだ。だから,これはわたしのものだ」と言う人もいる。 もしこの言葉がほんとうだとしたら,他人に分け与えたり,主の求められる什分の一を納めたりすることに消極的なの は理解できる。しかし,人はどのようなものについても自 分のものだと言うことはできないのである。イザヤを通じ て主はイスラエルに向かい,御自分は地球の造り主である がゆえに,自分のものであると言う資格のある者は御自分 をおいてほかにはない,と言われた。イザヤ書と似た表現で,主は末日聖徒に向かい,主が地球を創造したのであっ て,人は主の財産の管理人にすぎない,と言われた(教義 と聖約104:13-14,54-57参照)。それから主は次のよう な言葉を改めて与えられた。「そして,あなたがたの中のだ れも,それは自分のものであると言ってはならない。それ は,あるいはその一部といえども,自分のものと言っては ならないからである。」(教義と聖約104:70)
スペンサー・W・キンボール長老はこの点に関して幾つ かの鋭い質問を浴びせている。
「あなたは什分の一を納めるとき,自分が気前がいいと 感じますか。こんなにたくさん納めているんだと得意にな りますか。子供が家の掃除をしたり,親の手伝いをしたり するとき,その子は人が良すぎるのでしょうか。借金を払ったり,銀行のローンを払ったりするとき,その人のこと を気前がいいと言うでしょうか。什分の一を納める人は気 前のいい人ではありません。ただ正直な人なのです。〔イザヤ45:12〕 多分あなたがそうした態度をとるのは,ほんとうのところが分かっていないからだと思います。 友達からお金を盗んでいただけませんか。近所の人の車からタイヤを取ってください。まったく返す気もないまま に,未亡人の保険金を借りてくださいませんか。銀行強盗 をしてください。びっくりしましたか。では,あなたにす ばらしい恵みを授けてくださったあなたの神,あなたの主 のものを盗んでいただけませんか。
あなたは会社のお金を着服して,借金の返済や車のお金, それに家族の衣服や食べ物,家を買うお金に充てますか。
子供を大学にやったり伝道に出したりするのに,他人のお金を盗みますか。他人のお金を使って親戚や友達を助けますか。中には標準を間違えている人がいます。あなたは 建築資金やワード予算を払うために,什分の一のお金をそ れらに回しますか。あなたは人のお金でだれか貧しい人を 助けますか。主のお金で。」(『大会報告』1968年4月,p.77)
以上の質問に正直に答えられれば,現代の聖徒とて古代 のイスラエルが選んだ愚かな道とそれほど違わない危険な 道を歩んでいることに気がつくこともあろう。
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