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2020年08月07日00:00

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イザヤ13-23章(14-33)

【イザヤ21:1-2「海の荒野」とは何か】
この語句の使用については,多くの注解者も頭を悩ませている。この託宣は特定の国々に向けられたものである。 しかし,実際にどの国なのかは明らかにされていない。カ イルとデリッチは,イザヤはここで象徴的な名前を用いて暗にバビロンのことを指して書いたのではなかろうか,と考えている。バビロンは,ユフラテ峡谷の灼熱の不毛の平 野にあった。しかし,それよりも昔,洪水調整用のせきが できる以前は,毎春ユフラテ川の増水期に,平野全体が洪 水に見舞われていた。それゆえ,バビロンは,荒れ野の中 にもあり,海の上にもあった(「注解」7:1:377参照)。 この解釈はエレミヤがバビロンについて「多くの水のほと りに住」む(エレミヤ51:13)バビロン,と書き,その水 もやがて「かわく」(エレミヤ50:38)と約束していることから,妥当なものではないかと思われる。
霊的,また象徴的な意味で,ヨハネはバビロンが多くの水の上に座っていると書いている。さらに続けて,この水 は地上のあらゆる国民,民族を表すと説明している(黙示 17:1,15参照)。もしイザヤが同じ意味で使ったとすれ ば,海はバビロンの支配を表し,荒れ野はその支配がやが て 崩 れ る こ と を 表 す こ と に な ろ う 。
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