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2023年11月23日01:26

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奈良ホテルで食すフレンチコースと錦秋の装い世界遺産絶景吉野山(3)

吉水神社を出て金峰山寺に戻ります。
入り口は仁王門の裏なので、戻ってきた道から入れることになります。するとまず横の方に小さな赤い鳥居と祠がありました。後醍醐天皇を祀る稲荷神社…なんのこっちゃ。
階段を登って行きますと、広い境内の向こうに大きな蔵王堂がそびえていました。手前の空間は四角く囲ってあります。その内側には四隅に桜の木。後醍醐天皇の第二皇子が戦いに行く前に酒宴を開いて、その記念に植えたものだということです。

その右側には愛染堂があります。中に愛染明王明王。その隣は観音堂。文字通り観音菩薩がありますが、暗くて開口部も狭くてよく見えません。どちらも小さなお堂で、中に入ることはできず外から見るだけです。観音堂から蔵王堂の前に来ます。国宝です。本尊の蔵王権現は相当大きな像のようです。蔵王堂の左横に鐘楼。その先に階段で降りるようになっていて下にいくつか建物があります。かなり急な階段ですが降りてみました。そうしたら「吉野朝宮趾」という石碑がありました。この周辺には大小二十もの寺があり、後醍醐天皇はそのうちの一番大きい寺に行宮を定めたということです。それ以外の建物はみな新しいです。ほかにも建物はあるようですが、見るべきものはこれぐらいのようです。

ということで、まだ時間に余裕はありますが、駐車場まで戻ることにしました。のんびりお店などを見ながら坂道を下っていきました。途中、山の景色がきれいなので写真も撮りました。
駐車場まで来て、またもやにゃん丸くんを見て、そばの売店に入ってお土産のくずもちを買いました。
ツアー参加者はバラバラと戻ってきていました。

特に遅刻者もなく無事出発です。
最後に行くところ、それは「たなかの柿の葉すし」です。近くに道の駅もあるらしいんですが、そこは「大人の事情」でこちらの柿の葉すし店に立ち寄ることになっているのです。

柿の葉すしでも様々な詰め合わせがあります。上等なものは木箱入り。そのほか柿ケーキやくずもちもあります。私はもともと柿の葉すしが好きなので、スケジュールに入っているのを見て今日の晩御飯は柿の葉すしにしようと決めていました。一人なので一番小さい7個入りの箱です。定番の「さけ」と「さば」のほか「たい」が入っているものを選びました。みんな買い物をしているので行列です。
このあたりで日が落ちてきました。全員買い物を済ませたら大阪に帰ります。添乗員さんは「バスを降りても気を付けてお帰りください。家に帰るまでが旅行です」。

そうして楽しいバスツアーは終了しました。くずもちと柿の葉すしの袋を持った観光客スタイルで家に帰りました。
柿の葉すしはおいしくて、7個ぺろりと食べました。
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