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2021年10月07日07:10

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ヘッド・スタート・フォー・ハッピネス

この前の土日・・・緊急事態宣言明けということで「仙台クラシック」通称せんくらを見に行った。
このイベントは今年で１５年目になるのかな？
仙台の地下鉄の駅にほど近いコンサートホール数か所で、コンサートをするんだけど一つ一つのコンサートの時間を30分～40分とか短くしてチケット代を安く抑えて・・・観客は地下鉄やバスの公共交通機関で移動・・・ついでに観光をしながら地域の魅力発見っていう具合に地域振興、文化振興を目的としたものだ。

クラシック音楽のつまみ食い、スペイン・バルみたいなもんだ

毎年、音楽好きの僕は楽しみにしていていつも予定を立てて時間が許す限り音楽を求めて街の隅から隅まで回流する。
時折、街中をスナップしながらね

たまに疲れて、音楽聞きながら眠ったりしてね

これがまた最高に気持ちがよくて、最高の贅沢な時間だ。

結構、これクラシックの大御所的な人ばかりじゃなくて、例えば栗コーダーカルテット（ピタゴラスイッチなんかで有名）のように子供も楽しめるものだったり、山下洋輔さんみたいにアヴァンギャルドなジャズのアプローチでラヴェルに挑んだりだとか・・・全方位で楽しめるものなのだ

そんな中で、毎年一番楽しみにしている１９６６カルテット♪
なんとこのカルテット・・・ビートルズから連綿と連なるブリティッシュ・ロックをクラシックアレンジで聞かせてくれるのだ

今年のハイライトはピンク・フロイドのクレージー・ダイヤモンド（いったいこの名曲、会場の何人が知っているのか？或いはそれの由来シド・バレットについて知ってる人なんか皆無じゃないか

？ということは・・・これは僕のために演奏してくれているのだ！！それ以外ありえねー！！）と勝手に妄想を楽しむのもまたよし(￣ー￣)

そんなこんなでラストの曲・・・クイーンだ。

当然、ボヘミアン・ラプソディーと誰も思うのだが・・・なんとレディオ・ガ・ガ・・・
この曲は淡々とした曲でクラシック・アレンジはちょっと難しいんじゃないか？
と思ったけどサビがきてなるほど！！と感心というか感動した

緊急事態宣言明けとは言え、まだコンサートはブラボー！！とかの声援は禁止だ！！

お分かりだろう？この曲のサビはハンドクラップのコール＆レスポンスがあるのだ

なるほど！音楽ってこういう事が出来るんだ！
音楽って素晴らしいなあ・・・と改めて思った。
今はコロナ禍の晴れ間なのかもしれない。

やがて来る第６波が来るまでの僅かな安息・・・

だけどそれだっていいじゃねーか？
勿論、ないに越したことはないが・・・

０スタートっていう言葉があるけど常に最悪を０とする。
すると失うものは何もないのだ(￣ー￣)

マイナスから０を目指すから、日常のありがたみがわからなくなるんだ。

なんでもない日常っていうやつは実は様々の人々の極めて尊い営みによって保たれていたのだ。
人間ばかりではなく自然の浄化作用や食物連鎖なんかもそうなのだが・・・

それこそが僕にとってコロナ禍での1番大きな学びだ。

あの日に帰りたいっていう歌があったけど・・・もう、あの日には帰らない。

転んでもただじゃ起きない！！

これも何度もいうけど、新コロ対策は副次的に季節性インフルエンザを封じ込める。Covid１９を克服するってことは、もしかして我々人類は他のすべての感染症も克服してしまう可能性だってあるんだぜ(￣ー￣)

我々はあのコロナ禍の中でオリパラを実現させたのだ。
それは無謀な挑戦だったかもしれない。ただそれを偉業と未来の人はきっというだろう。

最後にネタバレになるから結末は言わないが、秋の夜長にもし時間があったら、[宇宙戦争]って映画を見てほしい。
この映画、コロナ禍になって何度も何度も再放送されているんだけど、最後のオチを見ると納得してもらえ、少し元気が出ると思う。
これって言葉や理屈で説明すると凄くややこしい事なんだけど、絶対、なるほど・・・そういう事か