mixiユーザー(id:1940449)

2021年05月01日21:01

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あたいの進化論8 感染症について

閾値の問題はややこしい数学を使っても
おそらくは見えてこない
それが複雑系であるからで
一つ一つの要素の合算が閾値ではないし
要素が集まって創発する要因もある
わかっているのは いくらか必ずオーバーシュートすることだけだ

感染症の広がる原因となるものは一つではない
おそらく要因として今現在あげられるものは
元となるウイルスの量とその感染者の数で
他の要因は複雑系のものとなる
要するに カンブリアの進化大爆発と同じで
周辺環境と個体の数がその要因となる

例えば 今の新型コロナの感染予防の主軸は
実行再生産数を元にした「実質的な個体数を減らす」にある
マスクもロックダウン・ワクチン開発もそれが目的で
街に出る人が少なくなる
あるいはワクチンによって一時的な抵抗力が得られれば実行再生産数はおのずから減り
一時的に効果は見込めるとしたものだ
しかし環境は実際に感染を増やす方向にあるのだから
ロックダウンを止めた瞬間に元に戻るのは当然で
感染の閾値を環境はすでに超えているのだから
個体数が元に戻れば 感染者数も元に戻る

人間に害のあるウイルスが数を増やすと言う可能性は極めて低く
どのウイルスも誕生後ほとんどの場合 人知れず絶滅していく
何の痕跡も残さず増えることもない
極めて少ない可能性の中で偶然増え
それに環境が用意され宿主の数がいた場合にのみ指数関数的な個体数の伸びを見せる

また ロックダウンとは新たな環境の創出であり
その環境に合ったタイプのウイルスが増える
おのずから 実行再生産数の多いタイプが増えるわけで
宿主の個体数が実質上下がればそれに応じてその環境に順応した変異が起きる
現在 インドで数が増えている変異種も
もしかしたらヨーロッパで生まれたものかもしれず
その発生場所は発症件数だけではわからない

いずれにせよ
感染症が広まる環境自体は閾値を超えているので
宿主の数だけを実質上少なくしてもゼロにするのは不可能なので
とりあえず若干長期にわたる感染症の低下は有効なワクチンができるまで難しい
いわゆるワクチンも広い意味で環境なのだ

ここで問題なのは
なぜ感染症が広まるのかと言うところより
なぜ感染症がおさまるのかと言う問題である

感染症の流行が収束するということは
ウイルスに対する環境の閾値が上がるということであり
インフルエンザなどでは気温や湿度などが関係すると言われている
生物の大進化時期や化学反応なども同じで
何らかの環境の影響で閾値が上下することが原因だ
世に言うワクチンのおかげで感染症がなくなるというのは
往々にして人間側の勘違いで
天然痘などのごく一部の感染症を抑えることはできたが
実際に風邪と言われているウイルスは根絶できす
瞬間的な医療の逼迫を抑えるものに過ぎない

要は 影響の大きい環境が変わらない限り
人類に感染症を止める方策は未だないわけで
徐々に実行再生産数が多くても実害の小さいものに変化するのを待つしかないわけで
もしくは 治療薬を開発する方向に目を向けるべきであろうと思われる

なかなか難しいねw
感染症w




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