mixiユーザー(id:1940449)

2020年08月07日23:57

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PCR検査はするべきなのか?

結論から言えばするべき しかも大量にw

実はおれも変な情報に騙されてたので
我ながらバカだなあと思ってる次第

2月くらいから様々な形で
PCRは不正確で偽陽性が出るので
想定される感染者数が少ない場合 やっても意味がない
といった計算を紹介するサイトや動画が発信されていた
計算式は非常に簡単なので
興味のある人は一度見ておくと面白いけれども
https://www.youtube.com/watch?v=cmI_6UGHXRI&t=418s
こういう計算ですな
感度 特異度 ともに99%とかに設定したとしても
偽陽性が大量に出るので
陽性的中率が下がり意味をなさないという話で
その場合 偽陽性者が大量に病院のベッドを使うことになって
医療に邪魔だということにもつながる

これは計算自体は条件付き確率の簡単な式で
それはそれで正しいので
それに対しどうこう言うつもりもないけれども

https://note.com/sunasaji/n/nb389ec51ec83

実際には検査精度がどうのという話ではなく
検査自体のカットオフ値(例えばどこから陽性であると判断するか)をどこに持ってきて検査を行うか 検査の設計の問題であるということで
原理的には限りなく100%近い検査も可能だということだ
そして 流行以来数ヶ月が経って
新型コロナウイルスがどのような増え方をするか
感染から何日経てば検査に有効なウイルス量に達するのか
ピークを越えれば何日ほどで居留守は減少し検査に反応しない程度の量にまで減少するのか
ウイルスを完治しやすい採取場所はどこか
といった経験値の蓄積で
同じ検査方式でも感度特異度は変化するということだ

であれば先にあるような陽性的中率の話も大きく違ってきて
そこに入れる変数も変わるために
かなり大規模な検査を行っても混乱が起きるほどの陽性者は理論的にはでないということだ

そもそも 感染率として公に発表される数字は
ある程度の感染の集積を見越した場所での限定的なもので
社会全体の感染率が1%などということは このコロナウイルスに関しては絶対にありえない
PCR検査自体の陽性率はいわば釣堀の魚の密度のようなもので
海全体の100倍1,000倍も濃いのが普通だし
市中感染率1%なんて すぐに獲得免疫で感染は終わる数字だ
実際には数万人〜1万人に一人レベルでの感染率なので
もし仮に 非常に近い集団で数人の感染が確認されたなら
それすなわち感染率が異常値を示しているという可能性が高いということで
そこに対して大量のPCR検査を行って陽性者をスクリーニングで振り分け
さらに検査を行って確定していき隔離するというのは
一番当初から有効な手段だったはずなのだ
結局 東大の児玉先生が言ってた話が一番正しかったということだ

しかし 世界中の経験値が上がった後も
日本では医療者ですらPCR検査無用論が言われ続けている
しかもどうやら検査そのものの手法すら統一されていなかったりするらしい

まー 実は俺も最近までそんな話を信じていたので
人様にどうこう言える立場ではないが
素人だからわからないなんてレベルの高い話ではないので
もっと早く気づくべきだったと思っている
こっぱずかしいことだw
きっかけは沖縄の検査で出た6.8% の陽性率だった
その数字は言われているような偽陽性が出る検査ではありえない数字だし
おそらくは99%以上の特異度の検査だろう
検査内容はわからないが 確定検査まで行っている数字なのかもしれない

まーなんて言いますかw
たとえこのまま流行が終わったとしても
このままだのやり方だと
新型コロナに対する疫学的なデータは日本では存在しないに等しいことになってしまうので
そういう意味でも大量に検査するというのは絶対に必要で
多分それをやっても医療崩壊などしない
次に備える経験値の意味でも
7万どころではない数字の検査を行うべきなんだろうと思う




■PCR検査能力、全国7.3万件=ピーク時の必要数充足―厚労省
(時事通信社 - 08月07日 18:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6186803
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