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2020年06月09日06:02

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ユーブ・ガット・ア・フレンド

夏が来るといつも作る定番メニューがある。
尾花沢のスイカケーキだ

これどういうものか？というと尾花沢の旬のスイカを大胆に輪切りにして、その大きさに合わせたスポンジケーキを焼いてスポンジにサンドするという作り方なのだ

つまり、スイカありきの発想だ。

最近、やっとマスクも市中に出回り始めたので、前々から作りたかった作品を作り出した。

マスク作品「フローレンス・ナイチンゲール」だ。
ナイチンゲールはイギリスの看護師、統計学者でクリミア戦争時の負傷兵たちへの献身、統計に基づく医療衛生改革を行った人物で彼女の誕生日５月１２日は国際看護師の日となっている

なので、どうしても５月１２日に間に合わせたかったのだ。
マスクありきの作品なのでまあ、仕方ない

ウイズ・コロナという言葉がいつの間にか定着しつつある。

実はこのキー・ワードって僕はすごく大事だと思っていて・・・
例えば、福島はずっと原発反対、アンチ・ニュークス、再稼働反対とずっとアゲインストの姿勢をとっていて・・・もちろんその心根は変わらないにしてもある時からちょっと様相が変わりだした。

反核から非核・・・或いは避核といったところだろうか・・・・

実はこの変化ってすごく大きいと思っている。

つまり「放射性廃棄物ありき」ということなんだけど、確かに震災直後、毎週土曜のデモなんかには、ヒリヒリとした緊張感や連帯感みたいな高揚感はあった。
今のアメリカミネアポリスを端にするデモほどじゃないにしろ・・・

だけど、今振り返ると「核ありき」からはじまる福島の方が僕にとっては凄みを感じる。
アンチ・ニュークスからウィズ・ニュークスだ。

なぜそうなったのか？っていう部分が本当は凄く重要で・・・それは今まで何度か日記に書いたように一連のプロテスト行動が風評被害を増長させるということがわかったからだ。

ウィズって言葉は「～とともに」っていう意味なんだけど、ウィズ・コロナ・・・それはもちろん「コロナ」とともになんだけど、例えばコロナをAとしてA with Bという図式を作る。

そこで大事なのはBとは何か？

そう・・・Bは複数形、WEだ！

他ならない僕や君・・・みんななのだ

もっといっちゃうと人間のみならず、人間を取り巻く環境全てと言ってもいい・・・

勿論、問題を直視することも当然必要な事だ。
実際に医療従事者なんかは最先端でコロナと対峙している。
本当にそういう方々にはいくら感謝してもしきれない想いだ。

では直接、最先端で対峙しない我々はどうウイズ・コロナを生きるべきか？