mixiユーザー(id:1940449)

2019年12月04日21:28

63 view

12000年前に何が起きたのか?

人間の脳の最後の進化は
およそ12000年ほど前に起こったらしい

人間が農耕を始めたのが
およそその頃で
人類が農耕に行き着いた大きな理由ではないかと考えられている
もちろん農耕開始には気候の安定化という重要な環境変化があってこそだが
最終的だと思われてきた脳の発達が10万年程前に終わっていたならば
なぜ それから12000年前まで農耕を行わなかったのか?
という問題に対してある一定の答えが出たわけだ

実際には気候的にそれまでの間にも温暖な時期は存在していたし
人類は言語とともに主要な認知能力はほぼホモ・サピエンス・サピエンスとして完成の域に達していた
少なくとも遺伝子的にはそれ以降変化は起きていないとされていた

人類の脳で最も重要で
自己認識・他者認識・内省能力などの発達に対して重要な役割を負う部分は
内側前頭前野だ
それに比して
外側前頭前野はそれより幾分遅れて発達し
そしてその部位は内側前頭前野のような認知能力にはさほどの影響は与えないが
立案・推論・問題解決・柔軟な思考
といった分野で目覚ましい活躍をする

その部位がようやく人類にとって発現したのが
およそ12000年前だったということだ
おそらくこれは
その時期になって初めて外側前頭前野が発達したというよりも
そこと 脳の他の部位の神経的なつながりが発達して
様々な認知情報が外側前頭前野と交互の情報交換が可能となったと言い換えていいだろう

一体それは どういった結果を生み出したのか?

続くw
4 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年12月>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    

最近の日記

もっと見る