mixiユーザー(id:1940449)

2018年05月09日23:22

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日本の東と西.7

「Y染色体から見た日本人」中堀豊先生
上記の本をパラパラと見てなかなかいいなと思ったw

「大陸から押し出されて一番はしっこに追いやられた人種が暮らしていた島に またもや玉突き状態で押し出された民族が流れてきて 争うでもなく言葉まで同化させて一緒に住むことにした 窓際族どうし落ちこぼれが肩寄せ合って【日本人】という集団を作った それは幸運なことじゃないか」

まー 当たらずと雖も遠からずだw

最初の縄文人の祖先がユーラシアの果てまで流れ着いて そこで遺伝子変化が起きるほどの時間を他人種の干渉の少ない中で暮らしていたというのはまず間違いなかろう
おれはここで遺伝子的な均一性を得たのはトバ事変https://goo.gl/Wgu0HBの結果だと思っているので
必ずしも数万年前の縄文人の祖先が追いやられてきたわけではないだろうとか思う
狩猟採集時代のステップツンドラ地帯における大型の獲物のポンプ状移動を追いかければ何の不自然もない
けれども
D2遺伝子が他の地域ではまず見つからないことを考えると
たとえ 列島の外にいたとしても駆逐されてしまっただろうなとは思うw
生殖という点ではいささか不利な条件

「中堀先生曰く
【周期的に精液が薄くなるという 暖かい間に子育てができるように淘汰された性質】
縄文人起源はシベリア地方の北方ルートで流れてきた人類の末裔であるからそのような変化が起こり得た」
気遣いがあって なかなか優しいじゃないか縄文人w
ちんこ汁サラサラにしてまで嫁を気遣うとはw

そんな特性を持った可能性がある縄文人は 人類のオスとしては不利であり
気性が荒いとか 相手を打ち滅ぼして支配領域を広げ続けてきた生存環境からくる多人種の環境に決定された気質を比べるまでもなく
単純に生物的に子孫を残せなかった可能性はある

縄文中期から晩期にかけて
特に晩期に 大陸の「越人」(必ずしも版図における越国のことではない)が まさしく玉突き状態で押し出されるように海洋民族として日本列島に移住し始める
この民族が後にいう「倭」だ
全く偶然にも 南のシャーマニズムと北の縄文系シャーマニズムには親和性があり
倭の移住は海を隔てていることもあって散発的であったために
二つの人種は他の地域に比較して融和的だったのは間違いない
しかも 彼らの中の主たる遺伝子はO2b1であり
彼らもまた季節的な精液の変化がある
縄文系と弥生系は偶然にも生殖適期が正反対なのだw
どうよこれw
大陸ではO2b1はほとんど見られず 朝鮮半島には存在するが圧倒的にO2b2が多い
日本列島においてはO2b1がO2b2の二倍程度であり
やっぱこれは生物学的にいえば
縄文人弥生人のオスは落ちこぼれの窓際族なのだw
なんかこー 初めて会った縄文人と弥生人は お互いを見て何か感じあえるところがあったかもしれないw
中堀先生は ここで生殖的棲み分けができたのかもしれないという
まー それはないだろうけどw
よく考えると
生殖的には不利な男同士が列島限定に居着いて
淘汰もされず残っちゃったわけだから世界の研究者からすると不思議だというのはあるらしい
我が国の少子化問題もなかなか深刻であるw

どーも他の民族と比較して気候安定期の人口増加率が
列島の縄文時代に関しては若干低いというのは気になっていたが
まさかちんこ汁さらさら期があるとは思わなんだ

おれは 人類の歴史は偶然によるものであると思っている
何かしらの人類の政治的な影響が出るのは中世以降だ
しかしそれすらも あくまでも偶然により出来上がったベースの上にいささかの影響を及ぼした程度であると思っている
稲作にしろ 縄文弥生にしろ
何か政治的意図がそこにあるかのように考えるのは
近代以降のシステム化された時代に生きた人間の偏見である程度に思っている
そこに
稲作にしろ人類の遺伝子研究にしろ
様々な「偶然」を新たに突きつけてくれる研究者はありがたい存在だ

続く


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