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2020年04月12日00:38

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洛西観音霊場第三番 小塩山 十輪寺

天台宗単立

霊場本尊 草分十一面観世音菩薩
創立 嘉祥三年(平安時代)

業平寺の異名を持つ十輪寺は伊勢物語の主人公とされる在原業平が隠れ住んだところです。
業平が難波の海水を運ばせて塩を焼いたという塩竃の跡なんかも残っています。
隠遁しているというわりには贅沢なことをするものです。
本尊の草分観音は花山法王が西国三十三ヶ所の霊場を再興させた際、自ら背負って巡礼したという仏像です。
草をかき分けということからも、法王の苦労の跡がしのばれます。
本堂にはスリランカのお坊さんの写真がいくつもかけてありました。
庭を掃いていた若いお坊さんに質問を投げかけてみると、「先代の住職が一時仏教を通じてスリランカと交流していました」という答えが帰ってきました。
スリランカのお坊さんが十輪寺に滞在することもあったようです。
夏はともかく冬だとはんぱない冷え込みに悩まされたことでしょう、

いにしえの心をくめや小塩山
草分け頼め十の恵みを
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