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2020年03月16日22:51

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生誕百四十年記念背く画家津田青楓とあゆむ明治・大正・昭和

昨日3/15行った二展目は練馬区美術館は本展を観に行った。この津田青楓という画家は振り幅広い画家人生を送っている。雅号を見れば日本画の師匠に付き、洋画に転換浅井忠にも師事、安井曾太郎と渡仏したが、印象派にも影響されず、ルーブル美術館では埃及考古物に魅せられ、デザインに傾斜して、夏目漱石に気に入られ、装丁を任せられ、昭和初期左派京大教授河上肇に親しくし、小林多喜二の拷問死をテーマにした『犠牲者』を描き、当局に狙われ、遂には転向宣言した。新聞に「津田青楓画伯廻れ右」なんて書かれて仕舞う。其の後、日本画に戻り文人画を沢山描いている。
世の潮流から背く画家人生を送っている。
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