mixiユーザー(id:1940449)

2020年01月03日02:33

61 view

12000年前に何が起きたのか?  8.エントロピーと人類

再生可能なエネルギーとか
循環型の自然経済とか
エコ関係の人々はよくそういう言葉を使う

ちょっとおかしかないか?
エネルギーは基本的に再生しないし
循環もしない
誤解に基づく言葉の使い方だろう
まあ だいたい伝わればいいのであればそんなに気にする事でもないが
その 誤解が様々な文化人類学的解釈や
今後重要であろうと思われる自然環境保全に対して
新たで奇妙な間違いのきっかけになっているのであれば
おれは正していくべきではないかと思う
おそらくは問題とされなければならないのは
その物質のエントロピーの多さ少なさだ

いったいこれの何が
文化人類学的な人類の変化の過程に関係してくるのか?
我々人類は より少ないエントロピーを
体内で熱に交換する事により
より高いエントロピーを外部に排出する
これは生物一般のシステムであり
いわば自然そのものだとも言える

人類にとって重要な食料とは
エネルギーに変換できる低エントロピーの物質であり
例えば小麦であれば
小麦という植物の系の中に偏在する
種子の部分を摂取し
そのエントロピーの低さを利用して
熱に化学変換させる事によって生命を維持している

農耕とは この低エントロピーを
いかに効率よく熱変換できるかというシステムであり
家畜とは同じく 一旦採取した体内のエントロピーをできうる限り消耗することなく
新たな低エントロピーを体内に取り込むためのシステムだ
もっと言えば 文明社会における通貨なども
この社会という系の中で偏在する「低エントロピーを摂取するためのシステムの内にある仮想的な低エントロピー」だと言える

それらのシステムが
いかにエントロピーを増大させる過程で
熱変換することができるか?
が文明そのものだと言えるだろう

およそそんな形で
12000年前を語っても面白いんじゃないか?w
そう思ってるw

続く
3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年01月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

最近の日記

もっと見る