マレーシアの国立公園制度は地域によってマレー半島、サラワク州、サバ州の三つに分かれています。
日本の感覚からすれば不思議なことですが、マレー半島から東マレーシア（サラワク州、サバ州）に移動するとパスポートチェックを受ける必要があります。
マレーシア全体で国立公園は３２ヶ所。
有名なところではユネスコの世界自然遺産に登録されているグヌン・ムルとキナバルがあります。
キナバル山は標高4000ｍ。
標高こそマレーシア１位ですが、登山としてはとくに難しい箇所もなく、手軽に登頂できるということで旅行者の人気を集めています。
マレーシア最初の国立公園は1939年に指定されたマレー半島のタマン・ネガラ。
当時のマレーシアはまだイギリスの植民地でした。
イギリス本国で国立公園制度が整備されたのが1949年のことですから、それに先立つこと10年も早くマレーシアの国立公園が制定されていたことになります。
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