mixiユーザー(id:28703480)

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2019年04月27日06:50

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あなたにあえてよかった

江戸時代の終わりに豆腐百珍という料理指南書があった

豆腐というありふれた素材でよくぞこんなに？と驚くけど・・・

平成の終わりに僕は「桜百珍」

ありとあらゆる方法で桜を撮っている

なんとなく時代の節目として桜というモチーフはふさわしいと思われる。

桜前線に合わせて自分自身の行動半径を変えながら・・・
「いしまき」じゃねーよ！「いしのまき」だよ！と石巻にも行った。

もう桜もほぼ散ってしまってはいたけど・・・
それでも日和山から眺める風景は素晴らしい・・・
日和山っていうのは8年前の震災の時に沢山の人達が生命を救われた場所だ。

桜っていうのは景勝地や桜の名所にだけ咲いてるわけじゃねー！と通勤途中にも撮り歩き・・・

そんな中で・・・やはり日本三景の松島と桜は撮っておきたいと思い・・・

ふと思い返すと・・・桜っていうのは紅葉するんだっけな・・・と思い出しほぼ同アングルで撮った一昨年の秋の写真を引っ張り出した・・・

考えてもみれば桜ってやつはいつもそこにあるじゃねーか？
なんで桜の花ばかりに気をとられてたんだ？
って改めて考えた

それもある意味人間らしい、もっと言えば花鳥風月と四季の移ろいを愛でる日本人らしいんじゃないか？とも思う。

即ち秋になれば秋の見ものがいっぱい出てきて・・・
桜の紅葉とかに目がいかなくなってしまうんだろうな・・・

桜をモチーフに撮り続けてる僕ではあるが・・・

要点というかコンセプトというか観点は三つある。

・一つは桜は景勝地や名所だけじゃなく日常の中でどこでも見れるという事。

・もう一つは桜っていうのは別に花が咲いてなくてもいつもそこに在るという事。

・そしてもう一つは桜だけが花じゃないって事だ。

日常のエアポケットとかパラダイムシフトっていうやつはそういうところにいっぱい潜んでいる。
それは別に次元論とかそういう事じゃないんだ・・・って僕は思っている

改めて平成を振り返る・・・

小室サウンド、ヒムロック、安室ちゃん・・・
みんな「室」がつく・・・これはいったい？・・・歴史に仕組まれた陰謀だ！！
んなことはない・・・単なる偶然だよ。
だけどね、その偶然が素晴らしいんじゃないか？
豆腐百珍ではないが、日常というのは奇跡に溢れていて珍しいものを恐れる事なく尊べる。
そんな日本人で在りたい。