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2018年10月26日01:10

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福島旅行記(2)ヴォーリズの教会

岩谷観音のあとは近代建築周りです。
福島駅前で行き方を聞いておいたので、バスに乗って一度乗り換えをします。乗り換え先の停留所がすぐにわからなくてウロウロしましたが…。知らないところへ行けばウロウロするのはしょっちゅう。

目的は福島市写真美術館です。「福島県の歴史散歩」を見て行きたいと思いました。もとは1922年に建てられた電気試験所福島試験所です。それが花の写真家と言われた秋山庄太郎氏の作品を展示する美術館になりました。しかし現在は休館中とのこと。でも外観だけでも見ておきたいと思って行きました。1922年と言うことで、直線を生かしたアール・デコ風の建物です。
停留所に着いてからまたもやウロウロ。本当は停留所のまん前にあったのですが、本に載っている写真とイメージが違うのでしばらくわかりませんでした。しかも足場が組まれていて建物がよく見えません。もし修復してリニューアルオープンするなら喜ばしいですが、取り壊しするんじゃないでしょうね…。人は誰もいなくて作業している様子はありません。

とりあえず足場で妨害されている状態で写真撮って、次の目的地に向かうことにしました。
次の目的地はヴォーリズの教会です。福島市にもヴォーリズの教会がある!ことを知って、これはぜひ見に行かなくてはと思いました。
福島駅から近いようなので、バスで福島駅へ…行こうと思いましたが、バスの中でガイドブックの地図を確認したら、駅よりも手前の停留所の方が便利だということがわかって、あわてて途中で降りました。

地図を見ながら探していくと…ありました!福島新町教会です。1920〜30年代に流行したスパニッシュスタイルの、クリーム色の壁に瓦屋根のかわいい教会です。礼拝の案内も表示している現役の教会。修復されているようで外観はとてもきれいです。

さらに、そこから近い所にもヴォーリズの教会があるということなので、そちらへ行きました。福島教会といいます。すぐに見つかりましたが、なんだかデザインが新しい建物のようで、ヴォーリズの建てたものとは思えません。
後で調べたのですが、福島教会は東日本大震災で被災して取り壊しになったそうです。その後ヴォーリズの意匠を取り入れながら新しい教会を建てたそうです。同じものを立て直すのは難しかったようです。しかし建設したのは一粒社ヴォーリズ建築事務所だったので、ヴォーリズの意思は受け継がれていると思っていいでしょう。

ここまで来たら、会津へ移動する時刻を調べておいた時間に近づいてきました。県庁周辺にもお寺がありますし、もう少し遅い時間も調べていましたが、今福島駅に行けばちょうど乗れる時間ですし、早く会津へ行きたいので会津に向かうことにしました。

「旅のクチコミサイトフォートラベル」に全部の写真を載せています。
https://4travel.jp/travelogue/11418337

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