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2018年04月27日09:18
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さくら
引き続き桜を巡る考察・・・
桜というのは植物であるので、地に根を張り普段からすぐ身近にある。
人々はその開花した花を見に行くのだ
青森に弘前城という桜の名所がある。
毎年、GWあたりに満開を迎え何百万という人が訪れる。
ところが、ここんとこの温暖化のせいかその開花時期が４月中旬へとずれ込んでいるらしい・・
桜というのは別に人間の都合に合わせて咲くわけではないので・・・
別に人が見ていようと見ていまいが関係ない。
ところが観光地としての地方都市では深刻な問題である。
木の根に雪をかけたりして・・・何とか開花時期を遅らせようとがんばっている。
ここには人間の都合、地球温暖化、地域経済・・・様々の問題がある。
例えば、GWに宿をとり何か月も前から楽しみにしていた人は葉桜を見て・・・きっと翌年は来ないだろう・・・
勿論、弘前には弘前城ばかりじゃなく色んな見どころもある。
そして別に桜が咲いてなくとも弘前城は一見の価値がある。
ピューリッツァー賞の沢田教一さんも写真に残している。
高橋中華そば通称、タカチューという美味いラーメンもある
また、桜だけが花じゃないし・・・花はただ咲いているだけだ。
そこで機転を利かせる・・・そうスナップだ！！
世界は見方次第なのだ！！
見方を変えるだけで世界は全く違って見えてくる
というのが僕のいつものお決まりのテーゼなのだが・・・
今回はちょっと違う(￣ー￣)
僕はアートが好きなので・・・ついつい見方が偏ってしまうのだが・・・ちょっと切り口を変えて経済という側面から桜を、そして東北を考える
東北というのは風光明媚な場所が多く、観光名所も多い。
観光がもたらす経済効果というのはとてもバカにならない。
以前の日記でも書いたが、それをうまくインバウンド対策等に活かしきれていないのでは？と考える・・・
経済と言えば・・・例えば・・・
シャッター商店街というのが東北の疲弊し衰退した象徴として取沙汰される事があるのだが・・・僕はそうは見ていない。
何故ならばそれは固定資産税を払ってずっと歴史のある建物を頑張って守っているという事だからだ・・・
ちょっといやらしいのだけど、固定資産税を払えているという事は他に収入があるのでは？と考える事が出来る。
シャッター商店街、それは見方次第では観光資源にもなり得る。
例えば、東北の街道筋というのは本当に味がある・・・
日本中がコンビニやレンタルビデオ屋やコインパーキングだらけになっちゃったら、そりゃ味気ないだろう・・・
こういう風景っていうのは一見寂れて見えるかも知れないが・・・
東北の財産で貴重な宝なのだ
日本の宝といってもいいかも知れない。
スナップをライフワークとしている僕には、風俗、風習、風景そう日本の原風景の良心だと感じる事もある。
東北の地方都市の国道沿いには大企業の工場がある・・・
そういう工場は地域に多額の法人税を落とし、そして多くの雇用を創出してきている。東北〇〇、秋田△△、岩手
・・・
かつて東北では冬の間で稼ぎという風習があった・・・
シャッター商店街がシャッター商店街であり続けられるのはそういう理由もある。
まあ、結局は見方を変えればという事なんだけどね
ならば一概にシャッター商店街がダメだとか・・・大企業がダメとも言えないだろう・・・
それは当然、原子力発電だって一緒だ。
切り口を変えてみると、違う構図が見えてくる。
それは決して目に見える物理的なものばかりではない。
風景を風景足らしめる背景が必ずあるのだ。
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