mixiユーザー(id:28703480)

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2016年08月08日07:17

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ポイント・オブ・ビューポイント

その昔・・・不都合な真実って言うのがあった。

ようは地球環境の問題を見て見ぬふりをして、経済発展にかまけている人類を啓発した内容だったけど・・・まあ、その後、著者の不都合な真実も啓発されていたりして・・・それはそれとして興味深かった。

まあ・・CO2等、温暖化の問題は変わらずにあって、経済の発展と環境の問題って言うのは常に諸刃だったりするんだけど・・・

僕は瓦礫やジャンクを使って表現をするんだけど・・・あんまりエコっていう視点はそこにはない。

「エゴ」あるいは「エロ」はある

エゴ即ち、都合・・・

地球の都合より、個人の都合だ。

最近、ふと気づいたのは・・・人によって不都合な真実は違うということ・・・

例えば福一と野馬追を考える。

それらはすぐ近くにある問題なんだけど・・・福一の問題に関心がある人は野馬追には関心がない。

福一でなんか問題があると嬉々として喰いついてくるのに、すぐそばで１０００年以上続いてる野馬追には関心がない。

もしかすると「野馬追」の方が「不都合な真実」なのでは？

なんて事を考える。

ちょっとジャンクカメラで遊んでみる

夏場になるとホラーが流行るからね・・・なんでわざわざ怖いものを求めるのか？
人間は「不都合な真実」が好きなんじゃないかな・・・怖いもの見たさってやつかな・・・

東北は夏祭り真っ最中・・・

例えば・・・「野馬追」と「福一」の関係ではないが・・・このイベント会場は、海のすぐそばであり・・・何百人も死んだ場所でもある。

ちょっと穿った考え方なんだけど・・・このままでは「復興」が「不都合な真実」になっていくのでは・・・なんて事を考える。

つまりこういう事・・・自分は５年間何にも出来なかった・・・そんなうしろめたさのようなものを思い出させる・・・故に「被災地の復興」が「不都合な真実」になるのでは・・・

前にも日記に書いたのだが・・・真実とは事実の外側にあると僕は考えている。

それは個人の「都合」によって見え方は変わってくるのだ。

そしてやはり僕も「不都合」なものが好きだから・・・もし、復興が「不都合な真実」になっていくならば・・・そっちに興味がある。

つまり、今迄は震災から時間が経ってもまだまだこんなだ！という表現の方が刺さるが、これからはこんなにみんな元気だぞ！東北がんばってるぞ！の方が刺さるのでは？というパラドクスだ。

それは表現者の視点・・・

勿論、生活者としても人々が元気を取り戻していく「福幸」を求めている。

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