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2015年10月25日21:13

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大河ドラマ 花燃ゆ 第42回「萩の乱に誓う」

・阿久沢せいは、雇っているとめに借金とりが襲ってくるところを助ける。とめは元本は返したが、借金をするときに、証文を読めず、その証文に利息がかかることなど知らないで、借金をしたため、今回の騒ぎに。美和は今回のようなことが起こらないよう母方たちに読み書きの稽古をすることを考える。しかし、せいは母方に読み書きの勉強をさせる時間があったら、せっせと生糸の仕事をしたほうがましと美和の考えには前向きではない。

・萩では杉民治の子 小太郎が東京行きを養父 玉木文之助に願いでるが、文之助は小太郎の東京での勉学を許可しない。

・ある日 美和のもとに前原一誠から手紙が届く。その手紙の内容は、誠に申し訳ないと謝罪する手紙で、美和は前原一誠が何か事を企てたという不安がよぎる。その時、すでに前原は、約300名の士族を率いて、政府に対抗するため萩の乱を起こす。杉民治の子 小太郎も参戦していた。そして、楫取素彦も東京政府から萩の乱の知らせが届く。

・東京政府の木戸孝允、伊藤博文は、萩の乱を抑えるため、萩に鎮圧軍を送る。そして、前原軍は鎮圧軍に対して劣勢を強いられる。

・楫取素彦は萩の乱の知らせを聞き、萩に戻る準備をし、そして美和は、東京にいる久米次郎に萩の乱に参戦しないよう、東京へ向かう。そして、楫取が萩に行こうと家を出ようとしたとき、寿は、すでに萩の乱は起こっており、行ったところで反乱を止めることはできないと、楫取を引き留める。そんな中は、寿は病が悪化し倒れ、楫取は、寿の病を案じて、萩に行くことをとどまる。

・一方、美和は、東京の久米次郎のところに着いたとき、久米次郎は、いまにも萩へ出立しようとしていたとろで、美和は必死に止める。そして、美和は久米次郎に今 行かなければ、この先生きていけないという言葉に負け、美和は久米次郎とともに萩に行くこととなる。

・数日後、群馬の楫取素彦の元へ、品川弥次郎が訪れ、楫取に萩の乱は政府軍によって鎮圧されたことを報告する。そして、首謀者の前原一誠は逃亡中だと伝える。弥次郎は松下村塾の仲間だった前原に何ひとつしてやれなかったことを悔やむ。

・萩にもどった美和と久米次郎は、小太郎が戦死したこと、玉木文之助が萩の乱の責任を取り切腹したことを知らさせる。玉木の遺書によると玉木は、前原一誠の武士としての信念を貫こうという考えを認め、玉木も武士の信念を貫くため、首謀者として萩の乱に参戦する旨の考えが書かれていた。しかし、結局は、吉田松陰の志を遂げるためには、塾生である前原が首謀者たるにふさしいと前原がその責を負った。

・前原一誠は島根でつかまり、萩で投獄される。そして東京政府の木戸孝允は前原に死罪を言い伝える。そのことにたいして楫取慎吾は、死罪になるまえに、士族としての意志を貫こうとした前原の言葉を聞いてあげてほしいと木戸に頼む。木戸は涙を飲みながらも不平等条約撤廃のために武士の特権をなくし、政府の土台をゆるぎないもにするためにはこのようにせざる得なかったと楫取に話し、楫取も木戸の気持ちを理解する。

・阿久沢権蔵は楫取素彦が萩の乱の対応でバタバタしていることを冷ややかに見守っており、萩の乱により武士の世は終わり、これからは商人の世の中となることに心の中で期待をする。

・美和は、亡くなった小太郎の悲しみを慰めるためにしばらく杉家を支えるが、母 滝から、寿の病が心配なので、群馬に戻るように美和に言い、美和は、悲しみをこらえて、群馬に戻る。そして、群馬に戻った美和を楫取素彦が待ち受け、暖かい言葉をかける。そして、美和はこらえていた悲しみを楫取にぶつけ、楫取はそんな美和を暖かく慰める。

(感想)
・しばらく平穏を装っていた前原一誠は、とうとう萩の乱を起こす。前原にとって、政府軍には負けたが、最後には武士の信念を貫くことができ、吉田松陰の志を貫くことができたことで、武士らしい最後を遂げることができ、前原とっては心置きなくあの世に行けたのではないのかなあと思いました。玉木文之助も前原と同様、武士の信念を貫き、この世を去ることができたのは本望だと思いました。これらの犠牲により、戦がなくなればいいのですが。

・阿久沢権蔵はきばをむきだし初め、これからの楫取素彦との対立が気になります。

・萩の乱で前原一誠、玉木文之助、小太郎などのかけがえない命を失い、悲しむ美和を楫取素彦が暖かくなぐめるシーンは良かったです。

次回  運命の糸はつなげない

ゆかりの地 山口県 萩市 前原一誠旧宅  JR東萩駅 徒歩10分

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