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2015年09月28日00:33

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宝塚を見に台湾へ(9)やっぱり近代建築

さて、MRTに乗って台大医院で降ります。出口を出ると目の前に台湾大学病院(台大医院)。赤煉瓦の現役の病院です。
しかし今回の目的はもう少し先にあります。それは、台大医学人文博物館。日本統治時代、1907年に建てられた台北帝国大学医学部の建物です。戦後台湾大学の建物になり、その後使われなくなって放置されていました。それを修復して医学に関する博物館に生まれ変わったのです。

まず入り口を入りますと吹き抜けのロビーです。受け付けて日本語のパンフレットをもらいました。
そこから廊下を進み、部屋を一つ一つ入って見て見ます。入る時は暗くても、入ったら照明がつきます。室内はパネルが並んでいて順路になっています。本来外に通じる廊下に出るフランス窓風の窓があるはずなんですが、パネルでふさがれています。この建物はコロニアル風に外側に廊下がついているのです。
展示はまあざっと流しながら…。そうしたら、途中から部屋に入っても暗いままで照明がつきません。仕方がないので展示を見るのはあきらめました。まあ、私は建物が見られたらそれでいいので。
引き返してロビーに戻り、反対側の廊下を進んでみます。そちら側は短くて廊下から外に通じていました。外に出てみますと建物の裏側が見えました。きれいに修復されています。

あとは表から外に出て外観を鑑賞しました。外側の廊下の出入り口が展示でふさがれて使えないのが残念です。

次に目指したのはMRTで二駅先の中山駅の近くの当代芸術館。もとは1919年に建てられた建成小学校です。赤煉瓦の建物だということでワクワクしながら目指したら…!!!建物の外側にびっしり垂れ幕がかけられて、赤煉瓦の外観がほとんど見えないー!
当代芸術館とは、現代アートの美術館ということで、ヘンな展示があるのは覚悟していましたが、外観をブチこわしにしているとは…。
とりあえず中に入りました。人でごった返しています。受け付けやロッカーやいすなどがカラフルでポップなデザインです。特別展があるらしく、入館料が高い…。
薄暗い廊下を進み、部屋に入ります。やはり学校の名残があり、よく見ると展示物の隙間から赤煉瓦の壁も見えます。ヘンテコな現代アートの展示が次々と展開して、それはそれでまあ面白いのですがテキトーに流しながらひとまわり。
もうちょっと当時の雰囲気を伝えるようなエリアでも残しておいてくれれば…。

といういことで、いまいちな気分で当代芸術館を後にしました。
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