ロックにとっての「自由」とは 問われ続けるライブマナーの是非
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=966691&media_id=44
まずはじめに、僕はモッシュやダイブが起こるアーティストのライブは行ったことがないので、それがどれほど危険な行為なのかは分からない。
だが音楽を自由なスタイルで楽しむというのは、当然守られなければならない権利だと思う。
ロッキングオンの立場としては、禁止措置にするしかないだろう。
だがその一方で、その状況を打破してくれる音楽/アーティストの登場を、どこかで心待ちにしていたのではないか。
会場を運営する立場でありながら、KEN YOKOYAMAを全肯定している山崎洋一郎の発言がすべてを物語っている。音楽を愛するものであれば、それは抱かずにはいられない期待であり、希望である。おそらく山崎なりの精一杯の意思表示だったんだろう。
もはや、良い、悪いじゃないんだよね。
市場原理的な発想で言うのなら、
音楽そのものがラディカルであれば、ルールがあろうがなかろうが、そんなもんは無視してモッシュする奴も出てくると思うのね。そして追従する者の数が多ければ、みんなで団結して巨大なうねりを生み出せる。体制側を圧倒できる。
そのようなことができてしまうのは音楽しかないし、それこそが良くも悪くも、音楽が持ち得る最大の力だと思うのね。
だからYOKOYAMAは、そういう意味では残念ながら力不足だったと。
まあ、結果的に彼の発言によってモッシュが起こり、こうやって波紋を投げ掛けてるんだから、少なからず影響力はあったと思うけど。でもミュージシャンだったら音楽で観客を扇動してほしかったかな。パフォーマンスで湧かせるのも悪くはないけど、「ロックなのに良い子でどうすんの?」はちょっと恥ずかしい。この発言はあらぬ誤解を生みそうだし、言葉のセンスが幼稚すぎる。
一つ考えたんだけどさ。
モッシュOKなゾーンと、NGなゾーンで、ブロック別けしてみるのはどうでしょう。
OKゾーンで起こったことは会場側は一切の責任は負わないし、ぜんぶ自己責任の範疇でやってくださいよ、と。それなら誰も文句言わないんじゃないでしょうか。
NGゾーンでモッシュしてるバカがいたら、みんなでOKゾーンにぶん投げれば良いだけの話だし。胴上げみたいにさ。
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