ダンサー・イン・ザ・ダークを久しぶりに観返した。最初に観たのは高校生の時だったが、この結末について納得できなくてとてももやもやしたことを覚えている。他の選択肢があるのに、進んで愚かな選択をしているようにしか見えなかったからだ。だが今回見返し
人を信じられなくなったのはあの時からだろうか。高校三年の時だ。学校に行こうと駅で電車を待っていると人身事故が起こった。「ただ今救出作業をしております…」のアナウンスが繰り返し流れる。かれこれ1時間程かかっただろうか、やっと運転再開したので学
「悪いひとたちはその土地に 家を建てて子供を生んだ そして街ができ鉄道が走り 悪いひとたちの子孫は増え続けた 山は削られ川は死に ビルが建ちならび 求められたものは発明家と娼婦 〜 BABY Peace Markを送るぜ このすばらしい世界へ きっとかわ
「もう時計も見えないので、何日たったのかもよくわからない。食糧も底をつき、飲み水もなくなった。それに疲れると、電池を抜いては娘を抱きしめた。娘はめったに反応を示さなくなった。いずれは盗聴器の電池も切れ、僕は誰にも気兼ねなしに娘を抱きつづける
「放送中に主人は怒りのあまり 脳みそを射精して逝ってしまった きのうまで何も知らない私も今日は ふりむいてみただけのミボージンであった」 (ひさうちみちお「イホージン」)kindle unlimitedで無料なので、引き続きひさうちみちおを読
以前きららさんを見て感じていた歯がゆさのようなものを、今はもう感じない。(自分の)常識や正しさ、価値観がまったく通じない人というのがたくさんいて、どれだけ言葉を尽くそうとも決して通じ合うことはない、ということもあると、生きてくる中で少しずつ