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日記一覧

ウィトゲンシュタインのこの言葉は有名で、いろんなところで引用されるが、どうもその意味があまり理解されていないようだ。私たちは、この世界が自分の経験と切り離された「もの」によってできていると思いがちである。しかし、それはいわゆる客観的視点とも

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ある難しそうなタイトルのトピックがあったので読んでみると、「【脳の構造】を反応する【認識】としてIT的に社会に取り出す時代に未来の可能性があると考えています。 」というような文言から始まっている。よく意味が分からない。どうやら、その次に【脳の

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7月後半の山行に備え、
2017年06月21日18:33

毎日4キロほど走っている。今日は雨で外へ出られないので、団地の1階から11階までを、6キロの荷物を背負って5往復した。

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哲学コミュにウィトゲンシュタインの名は頻繁に出てくるが、言葉の端々を食い散らかすだけで、深い内容まで進んだものは一向に見当たらない。そのような風潮を一掃しようと、≪「『論理哲学論考』を読む」読む≫というトピックを設けたのだけれど、「『論理哲

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時間の非実在性について
2017年06月15日13:21

永井均さんの「時間の非実在性」は、英国の哲学者マクタガートによる時間に関する有名な論文の解説書である。これがなかなか難しい。老化した脳細胞には錯綜した概念分析になかなかついて行けない。禅仏教にも時間論はあるが、時間そのものを概念分析するなど

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ふつうは中間報告と言えば続きがありそうなものだが、なんだか分からない内に共謀罪が可決されてしまった。法案の中身について野党の質問にろくろく答えることができないのに、政治は数であることを見せつけられた感じだ。特定秘密保護法案といい共謀罪といい

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先日、「そもそも存在しないものでも『絶対確実に』存在できる」で゛、「我思う」ことによって、小説の中の人物もデカルトのように存在する、というようなことを書いたのだけれど、実はこれは逆で、デカルトの方が小説の中の人物と同じで、実は言語によって構

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永井均さんの「時間の非実在性」を図書館から借りてきた。とりあえず、第一部のマクタガートの論文を読んでみたけれど、なんだかなあという感じ。なんとなく理屈はあっているような気もするけれど、理屈の運びが強引な感じもする。なんかはぐらかされたような

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永井均さんの「哲おじさんと学くん」の「第49話 そもそも存在しないものでも「絶対確実に」存在できる」に次のようなやり取りがあった。【引用開始】学 : でも、例えば小説の中の登場人物がデカルトのように考えて、「私は今確かに思っている、だから私は

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