mixiユーザー(id:64140848)

2017年06月29日07:44

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「世界は事実の総体である」

ウィトゲンシュタインのこの言葉は有名で、いろんなところで引用されるが、どうもその意味があまり理解されていないようだ。

私たちは、この世界が自分の経験と切り離された「もの」によってできていると思いがちである。しかし、それはいわゆる客観的視点ともいうべき架空の視点から世界を眺めれば、そうなるという架空の世界でしかない。
虚心坦懐に反省すれば、私は世界を実存的視点から眺めている、(私の)経験によって構成されていることに気がつく。実存的視点は独我論的視点と言い換えてもいいだろう。
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