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日記一覧

「年の終わりに振り返って、年の初めの自分よりも成長したと確信出来ることくらい、幸せを感じることはない。」(トルストイ、ロシアの文豪) 大晦日に最もふさわしい言の葉ではないかと思う。成長と彼は書いているが、必ずしも肉体的なことだけではない。肉

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【「そうせい候」は惰弱で暗愚か】 幕末史で登場する「そうせい候」とは長州藩の藩主・毛利慶親のことを言う。彼は政治的決断などは殆ど「そうせい」(良きに図らえ)と答えていた為、「そうせい候」と揶揄された。まさに究極のイエスマンという訳だ。鍋島直

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 【テロリストの巣窟だった京都と「千人同心」】 ■「軍事政権」なのに、テロリストを防げなくなった幕府 テロリストというと、意外かもしれない。幕末の大河ドラマ、その他の時代劇でもそんなイメージは微塵も無い。しかしこれは事実である。実際、攘夷浪

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【生麦事件の真相】 「下にぃ、下にぃ」幕藩体制の時代、大名行列の際、このように旗本たちが言って街道筋を通った。居合わせた農民、町人、旅の者は避けるか、頭を下げて行列が過ぎるのを待つのが礼儀だった。それに反した者は斬り殺して良いとされていた。

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「無駄カネと生きカネは違うぞ。」(徳川家康、戦国武将)  当たり前の言葉だが、これを徳川家康が言ったことに意味がある。言葉はしばしば至極まっとうなことを言っていも、それを発言する人間によって、発信力が全く違って来るものである。 家康は三河(

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【価値観の多様化が不幸かどうか】関連のmixiニュース:■「1万円の松阪牛より現金3000円」 現代の若者は幸福なのか不幸なのか?(キャリコネ - 12月24日 17:40)http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=3199725 「現代の若者は幸福

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【薩長同盟は2度あった?】■第一次薩長同盟を取り巻く背景来年の大河ドラマは幕末が舞台で、タイトルは「花燃ゆ」。長州の九坂玄瑞の妻にして、吉田松陰の妹・杉 文(すぎ ふみ)がヒロインだそうである。そういうこともあって、幕末の意外な話もちょっと

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■経済のデッドロックが必至の中国は更なる反日に走る■ 関連のmixiニュース:中韓に対する感情悪化=ともに「親しみ感じず」過去最高―内閣府調査(時事通信社 - 12月20日 19:01)http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3194960  

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■ルーブル暴落の日本への余波外的要因で経済的困難、国益断固守る=ロシア大統領http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=3191899 ロシアのルーブル暴落が凄まじい。ここ数日の暴落で実質、米ドルのレートが半分以下になってしまってい

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「意あって力足らずならば良い。何れ力は後からついてくる。」(徳大寺有恒、自動車評論家) 先月、徳大寺氏が亡くなった。個人的には会った事もあるし、団塊ジュニア世代だが、父母は団塊世代ではなく、徳大寺氏と同じ戦前・戦中の世代だから、全く他人ごと

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道具としての車の魅力
2014年12月17日23:34

関連のmixiニュース:トヨタ、「ハイエース」「レジアスエース」を一部改良して特別仕様車も設定http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=95&from=diary&id=3189940 「お化粧直し」に過ぎないマイナーチェンジを繰り返す国産車が多い中、ハイエースは

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 今年は総選挙一色だが、例年だと12月12〜15日になると、テレビ局は忠臣蔵を採りあげることが多い。最早冬の大河ドラマの定番化した感がある。ただ忠臣蔵とモデルとなった「赤穂事件」は似て非なるものである。最近では混同され、情緒的に 「あれこそ

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■ますますホットなバトルに■関連のmixiニュース■ダイハツ「ムーヴ」がフルモデルチェンジ、「ハイパー」グレードを新設定(えん乗り - 12月12日 18:00)http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=182&from=diary&id=3182914 嘗てムーヴはスズキ・ワゴ

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「今まで多くの人がこの光景を見ていたはずだが、誰も思いつかなかった。その差は観察力だ。」(鳥羽 博道、ドトールコーヒーの創始者)  彼が事業を立ち上げる際、ヒントにしたものがある。それはドイツの立ち飲みコーヒー店だった。その時に部下たちに言

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「セールスマンにアドバイスするとしたら、会う人が『自分は大切にされたがっている』という看板をぶら下げていると思うことだ。」(メアリ・ケイ・アッシュ) 彼女の言の葉は実に面白い考察の材料を提供してくれている。  セールスマンとはどういう職業だ

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「分不相応な金額を出して、馬を買ってはならない。」(竹中半兵衛、秀吉の軍師) 竹中半兵衛は豊臣秀吉の軍師として、彼の天下統一事業の前半を支えた武将である。 「状貌婦人のごとし」と呼ばれたほど、色白で女性のようだった。柔和で甘い雰囲気が漂ってい

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「幸福人とは、過去の生涯から、満足だけを記憶している人であり、不幸人とは、その反対を記憶している人である。」(萩原 朔太郎著、『絶望の逃走』)   一日一日積み重ねで人生は作られていく。今の自分を形作っているのは、自ら歩んで来た道のりである

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Historia【6本指の英雄】
2014年12月06日21:02

■6本指の英雄■  豊臣秀吉と言えば、天下統一を成し遂げた戦国武将である。小説『太閤記』は彼の人生を輝かしいものに描いている。 しかしながら、物事には裏と表が在る。その光輝がまぶしければまぶしいほど、その陰も濃い。 このコーナーは軽い歴史の

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関連のmixiニュース:■最後のブルートレイン「北斗星」廃止へ 車体が老朽化(朝日新聞デジタル - 12月05日 11:34)http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3171972 記事のソースによって解釈は分かれて、例えばサンケイあたりは北

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「人生の岐路で何度も迷いながらも、その都度何かを決断して自分の人生を賭ける。その体験を日々積み重ねることで、『偶有性』のレッスンを受けることが出来る。」(茂木 健一郎、脳神経学者)   茂木氏の作品『ピンチに勝てる脳』から。 氏の言うピンチと

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「宇宙飛行士の心情は、マラソン選手に似ていると思う。宇宙飛行士候補になったときから走り始め、ミッションが決まった時にゴールが視界に見える時期、そして打ち上げが最終コーナーを回るときだ。」(『夢をつなぐ』、角川書店)  日本人で2人目の女性宇

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「それは可能だという見通しを先ず持つことだ。方法など、後で見つければ良い。」(リンカーン、アメリカ第16代大統領)   ここでひとつ質問を。 ここに3つの問題がある。1つは基本的な問題。もう1つは基礎的な問題、そして最後は難問。あなたは基本

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関連のmixiニュース:「公務員・議員の給料にメスを」 橋下徹・維新代表(朝日新聞デジタル - 11月30日 18:55)http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3164252 ■ルサンチマンでは問題は解決しない■  橋下氏のこの意見はとても

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 先日フォード・フィエスタに試乗した。フォードというと、アメ車を連想しがちだが、フィエスタは完全に欧州製である。日本市場ではイメージで損をしているところは確かにあるかもしれないが、中身は大味なアメリカンとは別物だった。イギリス、ドイツではラ

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「人間から全てを奪い去っても、ひとつだけ奪えないものが残る。それは自分自身の道を選択したり、限られた状況ではあっても、自分の考え方を選択する自由である。」(『夜と霧』)  『夜と霧』の著者、ビクトール・フランクルは過酷なナチスドイツの拷問を

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「心、まさに迷わんとする時は、先ず是非を知る」(『列子』) 人間、誰しも迷う時がある。迷った時、多くの人は困ったなと思うが、迷う時はそれが実は大チャンスという場合が少なくないことを心に留めておくべきである。迷わない時は、一本道をひた進むよう

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「人と接するとき、正邪に拘れば、大事なものを見失うことになる。」(豊臣秀長、戦国武将) 豊臣秀長は秀吉の弟で、秀吉の天下統一の事業を助けた名補佐役である。経済企画庁長官の堺屋太一氏の『豊臣秀長−ある補佐役の生涯』(PHP)という作品で彼の名

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「常にシニカルに見ることが、ボケないで長生きする僕の秘訣だよ。」(リー・クアンユー(李光輝)、元シンガポール首相) 今では1人当たりの国民所得は日本を凌駕したシンガポール。だが50年前は資源国・マレーシアから利用価値の無い漁村として見捨てら

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「待て、而して希望せよ」(『モンテ・クリスト伯』)  この時期になると東京・巣鴨に行く。実は巣鴨というところ、今では「おばあちゃんの原宿」などと言われ、おばあちゃんたちが商店街を楽しく歩いているのが見られる。が、街がここまで大きくなり、いわ

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 平安時代、実は保元の乱と平治の乱以前は公式記録に死刑は無いことに注意したい。奈良時代は何度かある。飛鳥時代に至っては、大化の改新などを見て頂ければ分かるが、皇族が宮廷で血を流すことにさほど抵抗は無かった。時代が落ち着くにつれて、殺戮は自分

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