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2014年12月05日20:56

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寝台特急のスタイルの変化

関連のmixiニュース:■最後のブルートレイン「北斗星」廃止へ 車体が老朽化
(朝日新聞デジタル - 12月05日 11:34)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3171972

 記事のソースによって解釈は分かれて、例えばサンケイあたりは北海道新幹線との兼ね合いを気にしていた。

 北斗星が無くなるのは残念だが、全ての寝台特急が無くなる訳ではない。実際、サンライズ出雲、瀬戸は週末は若い女性達でいっぱいだ。ヤロウ同士の旅は抵抗があるが、女性同士の旅に彼女たちは抵抗が無く、「女子旅」などと思い思い愉しんでいる。

 先日も同級生の女性が親孝行にと母親と旅行に行って来たと聞いた。

 データの持ち合せは無いが、こうした需要を見込んで鉄道の編成も変わってきているのかもしれない。ブルートレインと言えば、先頭にブルーの電気機関車またはディーゼル機関車がつき、それ以降、ブルーの客車が続く。遠くから見ても青い編成はブルートレインと呼ばれた。

 先頭の電気機関車は北斗星の場合ED形、その他のブルートレインはEF−65とか66が最盛期は牽引していた。動力車はひと目で分かる。

 ところがサンライズ出雲/瀬戸の場合、動力車は余程鉄道ファンでもない限り、どこなのか分からない。見た目は寝台特急というより、デラックスな特急列車。

 女性客に受けているのはこういう側面もあるのかもしれない。

 今後サンライズのように、動力車が黒子に徹するスタイルの特急が人気を得て行くのかもしれない。確かにスペースユーティリティを考えたら、動力車が電気機関車よりも、客車の方がずっと良い。まるまる一台分お客や荷物を運べるからだ。

 そういう意味では、北斗星、記事の末尾に出ていた、トワイライトエクスプレスの引退も時代の流れなのかもしれない。こちらも豪華なことでは有名で、大阪から福井に出て、日本海周りで札幌に行ってしまうので、関東からは乗れないが、ブルートレインを専用加飾したデザインは平成初頭のデザインとしては秀逸だった。動力車にはさまざまなものが使われるが、EF−81がカッコウ良い。EF−81形は交直流どちらも使えるスグレモノだが、地味の存在だった。しかし動力車も専用色となり、なかなか精悍だった。

 24系25形を専用色にしただけだったら、企画は安易だといえるかもしれないが、その色遣いは単に真黒にせず、ダークグリーンにしている。中は木目やメロウホワイトの明るい色のソファーやラウンジがあり、これが中高年には堪らないのだろう。

 個人的なことだが、関西に住んで居て、後20歳、歳をとっていたら、絶対大枚払ってトワイライトエクスプレスに乗っただろう。

 勿論新幹線開通には良い面もある。ハイスピードで動けることは島国の日本に連帯感が生まれることでもある。
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