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2014年12月17日23:34

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道具としての車の魅力

関連のmixiニュース:トヨタ、「ハイエース」「レジアスエース」を一部改良して特別仕様車も設定
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=95&from=diary&id=3189940

 「お化粧直し」に過ぎないマイナーチェンジを繰り返す国産車が多い中、ハイエースは異質な存在だ。フルモデルチェンジをしたのは実は2004年で、以後、マイナーチェンジを何度かしている。
直近のマイナーチェンジは何と2013年の秋だったから、それを思うと、この手の車としては早いマイナーチェンジといえる。

 2013年秋のマイナーチェンジでは利便性に焦点がおかれた。特に電動スライドドアは大人気で、一時は生産がおいつかず、納車待ちが続くほどだったという。
 
 職人さん御用達の車で、個人事業主の方々にはまるで一部上場企業のサラリーマンが高級車を買うようなもの、いわば「成功のシンボル」的な存在である。

 2013年秋以降のモデルであれば、時々運転しているので分かるが、操縦安定性がそれ以前のものと比較して、格段に良くなった。ただし喧しかった。高速道路の移動はちょっとしんどかった。

 が、この手の車にクラウンのような快適性を期待すること自体、お門違いというべきだろう。この手の車に最も大切なのは兎に角「耐久性」である。日本を一歩出ればそれこそ信じられないような過酷な使われ方をすることが多い。オイル交換など殆どしない(というか、辺鄙なところだと出来ない)国もある。しかしそれでも壊れないでいてくれないと困る。そうでないと生活が成り立たなくなるからだ。

 トヨタはそういうことも考えてこの車を作って居る。

 ニュースでは詳しいスペックが書かれていないが、デュアルVVT+6ATということは今回のマイナーチェンジは機関部分に力点が置かれる内容といえそうだ。馬力アップも期待出来そうである。耐久性にも相当の自信があるのだろう。

 2013年秋以降のモデルに乗って居たことのある身としては、4ATだったので、これが5ATだったらなあと思ったものだった。長距離の仕事が多い人には朗報かもしれない。

 トヨタ車としてこの車の成り立ちに近いのはランクル70とプロボックスだろう。いずれも虚飾とは無縁。道具と耐久性一本やり。オーナーの仕事のパートナー。しかし、そこが潔く、使える道具の魅力を強く感じさせる。 

 

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