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日記一覧

わたしはクラスのアイドル一季君と保健室に向かっていた。「わ、わたしのこと知っているよね?」「ああ不思議ちゃんキャラの『谷崎 きあ』だろ」不思議ちゃんキャラ?わかっている事であるがアイドルの一季君に言われるとショックである。あー胸が痛いこれは

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「何で、起こしてくれなかったの?」わたしは元気いっぱい高校二年生、生きていること大好きなごく普通な生活だ。「昨日の夜にもう子供じゃないと起こすことを断ったじゃない」そう、今は絶対絶命の危機である。突然、思いついたことは親に起こしてもらうのを

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NOOOO!「どうした?」「弓道部の部室にゴキブリが出た」絶叫する正美さんであった。と……言うお話であったとさ。まさかの最終回?「落ち着け。まだ、地区大会での無双イベントが未消化だ」木舞部長がわたしの肩をブルブルと揺する。「こんなの嫌だよ……」

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「おーい、弓道部、暇さそうだな」わたしに声をかけてきたのは剣道部の部員である。「あ、暇ではあるがすることはある」嫌な予感がしたので適当にあしらって逃げることにした。「ま、話だけでも聞け。今は使っていない、写真部の暗室に予備の防具があるそれを

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ある日の夕刻の事である。「お姉ちゃん、わたしのパンツ履いたでしょう」うん?ポリポリと頬をかきながらパンツを確認する。確かに見かけぬイチゴのパンツを履いていた。「わりい、わりい」わたしはクランクに謝ると。妹のみつかは怒っている。仕方がない、わ

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「へっくちん……へっくちん……」木舞部長が部室でティッシュがお友達でいる。「木舞部長、風邪ですか?」「あぁ、季節の変わり目だからな」わたしは付けているマスクを二重にする。『こーふー』「お姉ちゃん、どうしたの?対生物化学兵器対応の恰好で!」『

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緊急会議である。そう、地区大会が迫ってきているのだ。各部員の力量をはかろうと、マトを置き、矢を放ってみる。あーそれなりの点数であった。地区大会なので出るのは自由であった。「ここで、チート能力でしょ」木舞部長が楽観的に言う。この手のギャク小説

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「お姉ちゃん、地区大会だよ」部室でダラダラしてしいると。妹のみつかがチラシを持ってくる。「あー今、だるい」そう、だるいのであった。関係は逆だがドラ〇もんがの〇太君の事を面倒みるのが嫌になった気分だ。「お姉ちゃん、死ぬの?」「あぁ、今の時代九

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「ちーす」うん?しばらく聞かなかった声が聞こえる。正美さんである。「どうした、海坊主」木舞部長また問題ある、あだ名を付けている。少しは部長の役職を考えて欲しいものだ。「はい、はい、これお土産」取り出されたのは沖縄のお土産セットである。「お前

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「この部室はダメだ……」入部して数週間。練習はせず、今日はチョコレート菓子を食べている。はて?母親が壊れる程、高かった道具を無駄にしたら……。想像しただけで怖い。わたしが着替えて練習しようとすると。「ちみ、ちみ」木舞部長が声をかけてくる。「

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放課後、アサガオの種をまく。活動日誌をつけようとしたが、あまりにも何もしていない。「へい、おまち!」学校近くの定食屋がラーメンを持ってきた。「おう、ありがとうさん」正美さんが支払いをしている。それから、正美さんはラーメンをテーブルに置き食べ

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休日の午前の事である。「宅配便です」届いたのは弓道一式であった。弓に矢、和装の道着である。「お姉ちゃん、届いたよ」うむ、見ればわかる。しかし、母親はブツブツと言っている。高かったのか……。もう一度、見るが不機嫌である。「大丈夫だよ、これが有

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弓パラ 5
2022年10月21日13:51

四月も中盤になり、桜の花は全て散ってしまった。しかし、弓道部の一同は掘りこたつに入り。雪見だいふくを食べている。「そろそろ、暑いな、かき氷に切り替えるか?」正美さんが真顔で言う。「いやいや、ガリ〇リ君の方が夏らしいですよ」妹のみつかが反論す

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弓パラ 4
2022年10月20日09:53

そうそう、学年主任が部長のハンコが欲しいとか。「あ、入部届ね」この書類にハンコとサイン、五枚、いや、十枚はある。えーこれが二人分だから……。「あ、この書類は住所が必要です」あああああ、と、倒れ込む木舞部長であった。「木舞部長!傷は浅いです」

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弓パラ 3
2022年10月19日12:40

「部長、せっかくの新入部員で弓矢を見せてあげては?」政美さんが堀こたつに入った木舞部長の肩を振らず。「着替えるのが面倒くさい」木舞部長は頭をボリボリと頭をする。すると、部長の髪には外ハネを発生する。「部長、ハネています」政美さんの一言を木舞

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「新入部員は大歓迎ですよ」と言って、二人に案内されたのは掘りこたつであった。「四人だと丁度いいです」木舞先輩は掘りこたつに入り。ぬくぬくしている。確かにまだ寒い日もあるが部員の二人は練習しようとしない。「そうだ、ガールズトークをしましょう」

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弓道部パラダイス。 2
2022年10月18日11:01

天気は曇り空、春先の雨が心配な気分だ。チラシを頼りにして、わたしと妹のみつかは高校の校舎の裏に向かう。向かう道は笹でおおわれていた。ガサガサ、むむ、狸か?現れたのは黒と白の猫であった。「にゃーん」「お前も弓道部の所属か?」「にゃーん」猫はす

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弓道部パラダイス。 1
2022年10月17日15:37

四月の新学期。これから、二年生になるのに、わたしは部活の新規勧誘の中に居た。あああ、誰か誘ってくれないかな。一年前、部活に入りそこねて、わたしは帰宅部になっていた。「お姉ちゃん、なにしているの?」うん?妹のみつかである。みつかとは年子でこの

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朝、わたしは練習用レオタードを持って朝練に参加する。コーチのババァにジャージとその他一式を貰う。この学園は新体操に力を入れているので部の活動に必要な物はタダで貰える。四月の新入部員は一般枠が決まっているので、厳しい抽選で決まる。小等部からの

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わたしは、その夜眠れないでいた。アドレス帳に『梓山』と入れるか『薫さん』にするか迷っていた。サイコロを取り出してさいの目で決めよう。『コロン』と転がり『二』が出る。どちらが、奇数偶数を決めていなかった。「あああああ」もう『薫さん』でいいや。

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わたしは落ち葉を拾うと自分の平凡さに心が痛い。並木道を二人で歩くと空が冷たい雲が流れていた。わたしは思う、薫さんが何を見てどんな思いをして、生きてきたかを感じる。私鉄の駅に着くとホームの反対側に薫さんが立っている。快速特急がホームを突き抜け

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わたしは落ち葉を拾うと自分の平凡さに心が痛い。薫さんが何を見てどんな思いをして、生きてきたかを感じる。私鉄の駅に着くとホームの反対側に薫さんが立っている。快速特急がホームを突き抜けると次の瞬間に薫さんこと『クール・プリンセス』の髪が揺れる。

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しかし、授業中に教室に戻ると、わたしが透明人間にでもなったかの雰囲気であった。普通に授業を受けていても、頭に入ってはこず。空を眺める。明日の朝には入部の是非を付けなくてはいけない。そして、下校時間になると校門にクール・プリンセスこと薫が待っ

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わたしは授業中にペンをクルクルと回していた。あの後にクール・プリンセスから練習用のレオタードを渡されて一日考える機会を与えられた。分かっていた、わたしは平凡な存在だ。わたしは授業を抜け出し。女子更衣室で練習用のレオタードを着てみる。帰宅部で

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しかし、クール・プリンセスなど、遠巻きにしか見た事がないな。ここで言われるクール・プリンセスは舞台のスポットライトを全て当たる様な存在であった。授業まで時間がある。確か新体操部は朝練を行っているらしい。少し見学してみるか。なにかしら?心がザ

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日差しが弱くなり始めて、この世界は冬に向かっている。このミッション系の聖椚学園は小学校から大学までとかなり大きめである。と言ってもわたしは高校受験組である。名前は『遠藤 小町』普通を普通にした人生である。うん?学園内のクスノキの葉っぱが揺れ

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「わたしは時と次元をつかさどる女神の千秋ですの」それは光と闇の新体操選手であるわたしに来た客人である。その身長は低くお子様キャラだ。「わたしが千秋を睨みつけると」「はわわわ、嫌われたら、わたしは困ってしまいます」ふ、悪い夢だ、「その女神が何

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この大会は新体操を使った賭博である。大金持ちが集まり、その可憐さに似合わない。多額の掛金で行われる違法賭博である。そして、この大会にこの高校のクール・プリンセスが参加していた。

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求めるは真実の青 11
2022年10月02日09:40

そして……。職員室の中で教育実習生が紹介されている。「目標確認、予定通り、作戦Aでいく」亜夢からのスマホで連絡が入る。「よし、出発だ」わたしは旧美術室から小会議室に向かう。毎年、この小会議室は実習生の控室になっているのだ。「あのー梶浦先輩い

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