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日記一覧

保健室登校の憂鬱 1
2022年05月31日16:23

わたしは仮面を付けていた。そう、高校生生活が嫌になったのある。だから、外した。クズみたいな人間関係を止めて、保健室登校を始めたのだ。しかし……。先客がいた、最新の流行を取り入れたのか、お姫様カットである。「こ、こんにちは」「出たな、イモムシ

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とあるアイスの夢
2022年05月30日02:29

朝一番でのスーパーのアイス売り場の事である。ソシャゲーとアイスがコラボしていたのだ。感触としてはプ〇ウスの購買層を意識しての販売である。簡単に言えば自動車を擬人化したソシャゲーである。そして、SSレアガードで最も出やすいプ〇ウスであり、アイス

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とある女子の夢1
2022年05月29日11:39

わたしはネットショッピング中である。例えて言うなら綾波〇イの等身大フィギュアを買う目的である。そう、病的な買い物の最中だ。スマホをテカテカ操作して等身大フィギュアを探す。これでも健康なつもりなので予算は未定である。つまりはいざとなったら正気

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そんな事を考えながら自宅に着くと玄関に見慣れない靴があった。ホームステイの留学生はわたしより早く着いていたらしい。わたしはリビングに入ると、金髪でグリーンの瞳であり、女神の様な女子が座っていた。しまった、わたしは英語が大の苦手だ。何か話しか

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わたしがモグモグと海老フライを食べていると。「俺、本気だからな」ノブタカ君がそう言うと、立ち上がる。海老フライ定食は全て食べられていた。「明日も一緒に海老フライ定食を食べような」そうか!ノブタカ君は海老フライ定食が食べたかったのか。何やら違

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わたしは今、難局を逢えている。学食で海老フライ定食にするか、メンチカツ定食にするかだ。「何、悩んでいるのだ?理沙なら両方食べれるだろ」失礼な発言はクラスの上位カーストでイケメンのノブタカ君だ。わたしは休み時間はいつも教室のすみで一人、文庫本

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それから、休日でも史郎さんは部屋に閉じこもっていた。内容を聞くと一番目の居た世界に行く方法を研究しているとのこと。二番目であるわたしには興味が無いらしい。それでいて、オリジナルであるセンター長とも上手くいっていた訳ではない。わたしはそんな史

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わたしは史郎さんが帰ってくるまで家で独りである。絶対的な孤独を感じる。ダメだ、少し気分転換しよう。部屋の中で服を脱ぐと鏡に映る姿は、恋する少女の姿であった。わたしは少し期待していた。この姿でシャワーを浴びに行き、廊下でばったりとか……。こん

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史郎さんは一人目の事が好きだったらしい。同じ遺伝子を持つわたしに無関心である。死した一人目を自らアミノ酸の海に戻す気持ちはどうであったであろう。その後の研究で一人目は人として未完成らしく、皆がその死に納得していた。そして、わたしである、簡単

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この世界は矛盾で溢れている。わたしは先ほど史郎さんに送ったメールの文面を見ていた。『一人目は何故死んたの?』話によれば自ら死を望んでいたとか。そんな事を考えでいると。『一人目は孤独過ぎた、学校にも馴染めず、死を望んた』その返事は不完全であっ

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放課後、わたしは黒板消しの掃除を頼まれる。この作業はローテーションでまわってくるらしい。どうやら今日がわたしの番だ。内容は簡単、グイーンとする機械にかけるだけだ。「瑠璃さんは手が綺麗でいいな」話かけてきたのは熊谷さんである。しかし、わたしは

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わたしは昼休みの時間になるとすごすごと起き上がり,保健室を後にして教室に戻る。教室は活気があり、わたしだけ取り残されている気分だ。それでもと、お弁当のふたをあけると豪華でとても綺麗だ。もちろんお弁当は史郎さんの手作りだ。わたしは文庫本を片手

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高校の教室に着くとわたしは少し戸惑っていた。「どうした?瑠璃?」担任らしき先生が問うてくる。わたしは自分の席が分からないと言う、瞬間に窓側の一番後ろの席に座る。まるで一時的な記憶喪失である。そう、わたしは二人目、「何でもないです」「そうか」

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「瑠璃さん、朝食にしましょう」「何で生きているの?」わたしはわたしである存在をきいた。簡単に言えば見下ろすとたわわな胸である。史郎さんから離れると胸をもみもみする。うむ、この感じ覚えがある。「瑠璃さん?」史郎さんが不意に近づいてくる。「は、

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アミノ酸の海で作られた、通称バイオベクトルこと生体製造機に少女を泳がせる。ここが彼女の死した後の結末である。彼女の体はアミノ酸の海に体が溶かされていく。死を望んでいた彼女は静かに溶けていく。人工的なアミノ酸の海に戻ったのだ。ピピピーーー。女

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タイトル未定、メモ
2022年05月15日15:54

史郎がアミノ酸の海で作られた、通称バイオベクトルこと生体製造機に少女を泳がせる。ここが彼女の死した後の結末である。彼女の体はアミノ酸の海に体が溶かされていく。死を望んでいた彼女の結末である。人工的なアミノ酸の海に戻ったのだ。ピピピーーー。女

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わたしは古都、リズムに帰って来ていた。盗賊仲間や親代わりのベルサーからは氷目の紗雪に赤ん坊のアリサと一緒に帰ってきたので驚かれたものだ。そして、あの凍結湖での出来事から1ヶ月……。紗雪はかき氷を売る商売を始めた。しかし、ここリズムは夏でもカ

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そして、崩れた神殿の中ら神龍が現れる。よく見ると、左側がボロボロである。「くっ……アリサの凛銀の分が足りなかったか」そう、アリサの罪の数だけ不完全であった。「まあ、いい、神龍よ、我に永遠の命を与えたまえ、そして、アドギス・ラ・ラフエルに従い

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わたし達はアリサと共に北の山脈の西にある凍結湖に来ていた。この凍結湖は何らかの術式よって溶ける事のない湖である。湖の真ん中にある島に宮殿が建っている。凍った湖を進むとアドギス皇帝が待っている。「ようこそ、我が永遠の命を得る瞬間に。そして、旧

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「少し、裏通りに行ってみる?」「はい、お姉様。でも、嫌な予感しかありません」そう、この街は綺麗過ぎるのだ。それでいて活気はなく。ゴーストタウンに近い。で……。裏通りに入ると死臭である。ペジタの裏通りには生活の臭いがしたが、ここの街は死臭であ

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わたしは図書館の前で待っていた。紗雪と合流して国立大図書館を後にした。「お姉様、元気がないですね」「あぁ、血族の村とか、血族の奴隷など、引っかかる単語があってな」地下にあった日記帳の文書である。それは、日記帳が本当なら双子の妹はラフエル帝国

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えーと、魔導、魔導、と……。錬金術に黒魔術と続き、この辺か。わたしは魔導に関する場所を見つける。あるのは、二冊だけである。『魔導入門書』『魔導で滅ぼす世界』はて、どちらが正解なのだ?両方とも色あせているが、ただ違うのが『魔導で滅ぼす世界』の

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決着をつける為にラフエル帝国に向かうことにした。ペジタの街から南西に歩き出した。今回も歩きである。旅の商人の馬車を使う選択肢は無かった。そう、命がけでラフエル帝国に向かうのである。旅の商人を巻き込む訳にはいかない。それから、帝国領地に入って

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わたし達はペジタに着くとアイデムの店に行く。「おやおや、ブルーさん、少し痩せた?」「今回の旅は、それなりに苦労した旅であったからな」アイデムは相変わらず、愛想がいいのか、悪いのか不明である。その顔は中年のオッサンであり、髭が微妙に気になるの

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わたし達は迷いの森を出て更に進み。小さな町に着く。宿屋を探して酒場に行くと。そこに居たのは二メートルを超す大男であった。更に三人の騎士姿の男がいた。胸には赤い剣の紋章がある。ラフエル帝国の近衛兵の紋章だ。「どうした?目が怖いぞ」大男が、から

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わたし達は港町から徒歩で南東に向かうエスタは廃墟である。当然エスタに向かう商人などいるはずもなく。紗雪との二人旅である。そして、エスタに行く途中の事である。「ここが迷いの森か……」紗雪がポツリと呟く。そこは旅人なら絶対に避けるべき場所であっ

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