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2022年10月23日09:50

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きゅうぱら〜弓道パラダイス〜 7

放課後、アサガオの種をまく。
活動日誌をつけようとしたが、あまりにも何もしていない。
「へい、おまち!」
学校近くの定食屋がラーメンを持ってきた。
「おう、ありがとうさん」
正美さんが支払いをしている。
それから、正美さんはラーメンをテーブルに置き食べ始める。
「どうした、珍しいモノでも見るような顔だな」
正美さんはわたしに指をさしてグルグル回す。
ま、ラーメンは校則に違反しなければ普通に注文できるはじだか。
指を回すのは謎の行動である。
「正美さん、その指は何ですか?」
「催眠術だ、こうして、指をグルグルしてラーメン代を出してもらうのだ」
「それって、効果あるのですか?」
「わたしの記憶が確かなら、効果はない」
胸張って言うな。
大体、ラーメン代を何故わたしが支払う?
そこに妹のみつかがやってくる。
「賢そうな妹だ、ここは催眠術だ」
正美さんは妹のみつかに向かって指をグルグル回す。
「あああ、イク!」
すると、妹のみつかは服を脱ぎ始める。
「あれ?」
正美さんは不思議な気分でいるようだ。
それはそうだろう、催眠術が効いたのだ。
上を抜き、ブラを外そうとしたところでわたしは妹のみつかを止める。
「なっでやねん!」
正気に戻った、妹のみつかは正美さんに怒っている。
「違う、先ずは『そうそう、服を抜きましょう』の後で『なんでやねん』ですよ。
正美さんは完全な誤魔化しモードである。
『ノリツッコミ』なる芸らしいのだか、お前が言うなと思うのであった。

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