先日のツアーで、いわゆる「湘南」・・・・逗子、葉山、鎌倉、あたりを友人に車で案内してもらった。昔からよく言われるやうに、サーフィンなどマリンスポーツのメッカとして知られ、またその通りの場所であり、ぢつにカリフォルニアぽいかんぢが好感持て、あ
SR400が停まってゐた。嗚呼バイクに乗ってゐた時代、唯一『事故でお別れした』個体である。それまでづっとオフロードタイプのバイクに乗ってゐたが、そろそろなんか違うかんぢのものに乗ってみたくなり、しかしいわゆるヨーロピアンのものには惹かれず、また
船が「けっこうな確率で目的地に着かないかもしれない」時代があった。そはそれほど昔のことでもない。かつて海は、現代の「宇宙」に匹敵する未踏の地であり、畏怖と憧憬の対象であった。地球上の71.1%を占めるといふ海。全ての生命の源、であるこれを、ニン
君が弾くハープの音 水琴窟のやうにぼくを満たして行くぼくは君に夢中なのさあぶくを吹き上げてゐる 不思議な石の歌が君とハモってゐるよみんな君に夢中なのさ夢で君に会えたら夢で君に触れたい夢の中で見つめ合い夢を叶える歌 唄うよカルストの白い山へ
どういう親戚だったかよく知らなんだのだが、「おじさん」と呼んでゐた数名のおじさんの中に、ウチの血族ではわりと珍しい、やや下品なかんぢのするおじさんがゐた。インテリが多く、教師科学者の多い家系の中にあってこの人は、いつも酒に酔ったやうな(酔っ
なんとな〜〜く、ではあるが自分が死ぬのはずいぶん先だ、といふ気がしてゐる。私は常に、自分は長生きして、親や伴侶、友人知人をみな見送った後、一人静かに死んでゆくもの、と思ってゐたし、それを一番望んではゐた。だが、その逆はあまり考へたことがなか