昨今、よほど古いのか、「旅館」のやうな処に泊まるのでなければ、大抵トイレットは「ヲシュレット」になってゐる。いわゆる「肛門洗浄機付き」のトイレットである。快適である。痔疾の者には嬉しいだらうし、さうでない者にも。数名だが、あれが苦手だ、と云

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味噌汁を作る。湯を沸かし、タマネギを刻み、芋や人参や、茸類、豆腐や油揚げ・・。時には春雨やそぅめん、肉団子も加える。ある種の「鍋料理」と云へぬでもない。寒い冬の日には、これを大量に創り、朝、昼、晩と煮込み、ひたすら喰ふ。高橋三千綱の「真夜中

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まだTVを持ってゐた頃「朝型人間のススメ」といふ番組があり、デザイナーの山本寛斎氏が取り上げられてゐた。よぅするに、ナニカをクリエイトし続ける人生、において、朝型といふライフスタイルが如何に良いか、を山本氏が滔々と説いた番組であった。当時ワシ

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電動ひげ剃りがあまり好きではないので、少々面倒だが「カミソリ」でヒゲを剃る。熱い湯を洗面台に張り、顔を浸し、煉粉を塗布し、皮膚を切らぬやうに、しずしずとカミソリを走らせるのは、儀式的には気持ち良いが、まぁめんどくさくはある。スキンヘッド時代

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結露の多い家である。キッチン、リビング、寝室、果ては玄関まで、冬の朝にはびっしりと露で覆われる。これを「かっぱき」を使って処理す。バスタヲル壱枚では足りぬ程の水分となる。これを有効利用できる術はないものか、とも思ふが、まぁ家のカビやら細菌や

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ウチのそばに用水路が流れてゐる。用水路、と云っても、けっこう美しい流れで、夏にはメダカも沸くし、イモリも来る。ザリガニもゐる。勿論カエルも。ちょっとした天然のビオトープのやうになっており、当然ながら鳥たちもよく来る。日参するのは「背黒鶺鴒」

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ワシは「港」を探してゐた。たれに訊いても曖昧な返事しか返って来ない。だが、どうやら あと橋をふたつ越えると、その港に行く船が出てゐる桟橋があるらしひ。そこは広い、相当に広い公園のやうになってゐて、音楽のイベントが開かれてゐた。メイン・ステー

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