身近に子供がおらんので詳しくは分からんのだが、夏休みが終わらうとしてゐるやうだ。自分が餓鬼の頃、この果てしなく長い壱ヶ月半の休み、をどのやうに過ごしてゐたか。今となっては思ひ出す事も叶わじ。大人になった今、壱ヶ月なんぞまさにコーイン矢の如し

続きを読む

ツイデにスポーッ系の陸上競技の種目に、「十種競技」といふのがあるをご存知か？英名で「デカスロン」と云ふ。読んで時のごとく独りの選手が2日間かけて100m走、走り幅跳び、砲丸投げ、走り高跳び、400m走、100mハードル、円盤投げ、棒高跳び、槍投げ、1500m

続きを読む

リオ五輪に世界が沸いた。スポーッは素晴らしい。売れないタレントや音楽家は悲惨なだけだが、スポーッは勝者も敗者も美しい。メダルを何個取ったか、とかそんなのは些細な事だ。あそこに集った全ての選手に、あらためて拍手を贈らう。閉会式があり、たれもが

続きを読む

はるか太古、ワシの通ってゐた小学校に「芸術鑑賞」の類いで、小編成のバンドが来た憶えがある。編成はたしか、唄、ピヤノ、コンバス、とラッパ・・・、ん〜〜パーカッションがゐたかどーか・・・程度の記憶。ラッパの人がルロイ・アンダーソンの「トラムペッ

続きを読む

夕暮れ　独りで　海辺の公園で泣いてる　迷子の　背中を見てゐたよ港に立ってる　制服の女の子待ってる誰かが　気になる　帰り道幸せは何処だらう出会うのはいつだらう満たされた人はみなチケットを手に入れてうちへ帰らう油の回った　安物のポテトフライ灯り

続きを読む

旅の暮らしをするやうになって、なんだかんだで10年以上が過ぎてゐる。初期に使い始めた旅のグッズが次々にヘタりはじめてもゐる。スーツケース。こはもともとえへくたーを運ぶ為の箱、だった。当時は10台近いえへくたーを使ってゐたので。これにえへくたーを

続きを読む

知ってゐる限り『お前はイロモノぢゃけぇのぅ』とか『ツアーで回っとりゃ自分で客呼ばんでえぇけぇ楽ぢゃろが』とかさういふ失礼なことを面と向かって平気で云はれ、まったく腹が立たずに一緒に笑える、といふ人は彼だけだった。さようなら。またね。

続きを読む

「エレキギターが似合わぬ男」と云はれて久しい。自覚してゐる。とても似合わない。とくに「ストラトキャスター」を抱えた姿は最悪である。レスポールやテレキャスも、微妙におかしい。何故かは分からぬ。しかし似合わない物は仕方ない。ので、エレキギターを

続きを読む

「ピーナッツ」で知ったのだが、アメリカの子供らにとって、「キャンプ」と云ふのはわりと『忌むべきもの』であるらしひ。日本人にとってキャンプはレヂャー、として定着してゐるが、アメリカのそれは、どちらかと云ふと「サバイバル」の傾向が強いらしく、様

続きを読む

ウェイト・トレーニングなんぞした直後。筋肉が酸素と血液を孕んで膨張してゐる状態を『パンプ・アップ』といふ。ジムなどでの運動後、シャワー室で自分の裸身を見たおり、『お』と思ふのはこのせいだ。このパンプ・アップした状態を持続し、さらに高めて行く

続きを読む