昨日のライヴでは新曲を披露した。「突然降った大粒の雨 シャツが張り付いた白い肌」といふ歌詞があり、これが話題になった。相方に『あんたは相当これが好きなやうだ。この内容の唄がいっぱいある』とMCで云はれ、強く強く同意した。世界的にも「ウェッティ
最近は「スラップ」と呼ぶやうだが、昔は「チョッパー」と呼んでゐた。まぁ、あの、ベースの弾き方ね。「怒濤のチョッパーベースが唸る!」とか「本家本元チョッパーベースを体感せよ!」とかさういふ謳い文句が音楽雑誌にも溢れてゐた。当の本人らがあの奏法
その先輩は「すごく下手」だった。正直、話にならんくらいのヘタくそだった。ゆったりした三拍子の曲の中、たった4小節のソロで、ただの壱音もマトモな音が出ないくらいヘタだった。気も弱いのだらう。ソロはキアイの部分も大きい。基本技術が低い上に気も弱
つぃーとにも書いたのだが、むかし自分が在籍したバンドの音源なぞ聴いてゐる。高校生んときのフォークデュオ広島に帰ってからのR&Bバンドしーシュ、の前身でもあるトリオそれぞれなかなかオモロく、興味深いが、大学でやってゐたインストバンド(フュージョ
男にしては珍しいタイプかと思ふが、マシン=車の類いにほとんど興味がない。小学生のときだったか、空前のスーパーカーブーム、といふのがあったやうだが、よく分からんかった。みんな何を騒いでゐるのだらう?くらいにしか思はなんだ。まぁ運転はするし、無
音楽をサーフィンに例えた奴がゐる。波に乗る者それを乗せる板波そのものこの三位が一体となってサーフィンが成立するやうに、音楽もまたこのやうなタイプのもので成立する、と云ふ。それぞれ、自分や、共に演る仲間がどのタイプなのかを知り、そこを補い合ひ
先日、姫路駅に立ち寄った時、奇妙なものを見た。向かいのホームにゐる人たちで、なにやら巨大な荷物・・・といふより、明らかに大量の酒を箱で抱えてゐる集団。段ボールのビールが、ひとつふたつの話ではなく、酒屋の倉庫のやうに積み上げられて電車を待って
去年の暮れから髪を伸ばしはじめ、半年でまぁ「長髪」と思へるくらいには伸びた。本当の理由を云ふとカドが立ったりするので、イメチェンを計った、といふ事にしておこう。最近ライヴでハンチングを冠る事が多く、これは坊主頭より髪がある方が似合う。帽子の
ヒト以外の生き物が、ヒトと同じやうなものの考へ方をす、と考へる癖が、ヒトにはある。だが実際は、犬猫には犬猫の、虫には虫の、甲殻類には甲殻類の思考があり、そはヒトに分かりうるものではない筈なのだ。ワシは唄を作るとき、よくそれを思ふ。しーシュの
ぢつはオヤツが好きで、よく食べる。見た目そんなに太ってないので意外に思はれるが、甘いもんが好きで、特にメシの後に喰ふ甘味がたいへん御しがたく、カステイラやかりんとうやチョコなぞあると、あるだけ喰ってしまふ。さういふものは女性が好むものだ、と
フェースブック台頭前夜・・・・まだ皆がミクシィに精を出してゐた頃、「旅するケータイ」といふフォト特集をやってゐた。http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000080073662&owner_id=2281137http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000
むかし音楽雑誌にこんな広告があった(大意)『ベルが鳴った 客席のざわめきが伝わる 開演5分前 俺はひとり 爪を研ぐ』なにを宣伝したい記事なのかはよく覚えておらんのだが、クールな広告だった。当時のバンド仲間とも、あれカッコいいよ
ワシには、他人に見せたくない、いや断じて見せる訳には行かぬ「恥ずい」モノが何点かある。例えば個人的に楽しむための「エロ・スクラップ」の類いであったり、14歳から書き続けてゐる日記であったり、中学生の時に書いた歌詞だったり、まぁそんなもんだ。ワ
こないだ横浜中華街にてたまたま入った店はなかなかオモロかった。最近、食が細くなってゐるので、ランチコースと云へども一人前をふたりで喰ふ、ぐらいでちょうど良い。んで、ランチコースをひとつと、点心を二点くらい注文した。ほどなく豪勢な薫製肉の盛り
ビートルズがまだビートルズになる前、おそらく「クォリーメン」を名乗ってゐた頃、とあるパーティーで演奏する状況を書いた文書を読んだ憶えがある。のちにジョンは『ブスばっかりだ。無駄なライヴだった』と語ってゐたらしひが、華やかなダンスのパーティー
人にもよるが、東京の友人には声がデカいものが多い。あれはやはり、あの混沌と雑音の中で暮らすうち、身に付けざるを得ないコミュニケーション手段なのかもしれぬ。昨今、女性のやうに甲高い声の男子が増えて来てゐるのも、ぢつはさういふ起因があるのではな
星回り、と云ふのがある。人は好むと好まざるとに関わらず、また認めやうが認めまいが、ある種の「傾向」によって生きてゐる、といっても過言ではない。どーやっても「旨い話し」にならない、とか。珍しくまとまった金額のギャラが入ったと思へば、次の日にそ
カミングアウトするまでもないが、たいそう助平な人間である。若い頃は、酔って女の子にちょっかい出すあまりに「セクハラ大魔王」と呼ばれてゐた。それが元で、先輩ミュージシャンからキツいお灸を据えられた事もある。さすがに50近い今それをやると軽い問題
この「いまこの時代にあえてミクシィ日記を、出来るだけ毎日書く」といふあまり意味のない事をやりだしてから幾星霜。日記だのエッセイだの、と云ふモノは、結局読者が「いかにその書き手に興味を持ってゐるか」に尽きるやうに思ふ。ぶっきらぼうな文体の人が