先日、姫路駅に立ち寄った時、奇妙なものを見た。
向かいのホームにゐる人たちで、なにやら巨大な荷物・・・といふより、明らかに大量の酒を箱で抱えてゐる集団。
段ボールのビールが、ひとつふたつの話ではなく、酒屋の倉庫のやうに積み上げられて電車を待ってゐる。
あの人達はなんなのだらう?
と思ひ、観察してゐると、どぅやらナニカの社員旅行かなんからしひ。
・・にしても、あそこまで堂々と酒を持ち込むとは・・と思ってゐたら、やって来たのはなんと「貸し切り列車」であった。
ローカル市電とかの貸し切りでピクニクやライヴをしたり、といふは聞かぬ事でもないが、JRの車両でそれをす、とはこれまた豪儀な話だ。
よほど成功してゐる会社かなにかなのだらう。
もしかしたらあんがい安く借りれるのかもしれんが。
移動する車内で酒が呑める、といふのは、酒呑みにとっては嬉しい。
存外に楽しい。
ヒトは割と単純な事にわくわく出来るものだ。
飛行機で酒を呑むと、どうやら酔っぱらうらしひ。
気圧がどーの、とか、エコノミーがどーのとか、よぅ分からんが、経験上では確かにそのやうだ。
生まれて初めて乗った飛行機・・インドへの旅のスタートでひでぇ二日酔いになってしまった事を思ひ出す。
万が一、墜落した時にも、シラフだと助かるかもしれんので(根拠なし)、飛行機の中では酒は控えた方が良い、やうだよ。
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