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日記一覧

2022書評205
2022年05月31日22:41

「富士山の身代金」 藤山健二、新潮社。再読。約20年くらい前に図書館で借りて読んだのを覚えていました、ストーリーは全く忘れてましたが。今図書館にもないんです、文庫化もされていないみたいです。今回どうしても再読したく、ネットで手に入れました。強引

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2022書評204
2022年05月30日21:27

「女が死んでいる」 貫井徳郎、角川文庫。計8作品収録。基本どんでん返し。これは嬉しい共通点。ただ、ラストの作品はミステリーではない、驚かされたが。個人的に「殺人は難しい」が印象に残った。本当は「日本語は難しい」というタイトルなんじゃないの(苦笑)。か

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2022書評203
2022年05月29日18:08

「臨場」 横山秀夫、光文社文庫。本日3冊目。図書館でゆっくり座って読みました。再読。他の横山作品より明らかに癖がスゴい、だから好き嫌い分かれそうなシリーズだと思いますが、さすが横山さん、レベルは高いよね。ミステリーの醍醐味でもある、どんでん返し

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「こんなに変わった理解教科書」 左巻健男、ちくま新書。本日2冊目。図書館でゆっくり座って読みました。結局のところ、小学生〜中学生にかけては、何を学ばせればいいのか?もちろんこの著書は理科がメインだが、私は読みながらずっとこのことばかり気になって

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「夏に祈りを ただし,無音に限り」 織守きょうや、東京創元社。本日1冊目。図書館で予約して読みました。シリーズ物らしいが、多分第1作品目は読んでないと思います。もちろん第1弾を先に読んだ方がいいんだろうが、読んでいなくても問題なく読めます。主要登場

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日本ダービー
2022年05月29日10:53

今日は日本ダービー。穴馬探したいんですが、基本は皐月賞1〜4着馬が強い!その中で、大外枠のルメールの馬、これを2着に固定して3連単。あとは、ダノンベルーガと2点軸にして3連複を何頭かに流す、武豊の馬と2点軸にして3連複を何頭かに流す。ルメール2着よ

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「夏鳥たちのとまり木」 奥田亜希子、双葉社。教師って大変だな〜。別に他の仕事でもっと大変なものはあるだろう、そんなことは分かった上で書いた。何故こんなこと書いたかと言うと、フィクションだからこういう結末になったが、実際は理解されないままなケー

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「この恋がかなうなら」 いぬじゅん、集英社オレンジ文庫。う〜ん、自分で選んでおいて言うのもなんですが、51歳のオジサンが読む作品じゃなかったかな。こういう偶然、いや、ミラクルみたいな話は、たまに読みたくなるから、話自体は悪くなかったし、基本悪人

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「断罪のネバーモア」 市川憂人、角川書店。図書館で予約して読みました。う〜ん、面白いと思うけど・・・。何故こんなに複雑にする?難解にする?まあ、私の読解力に問題あるのは分かった上であえて書きました。こういう特異な設定といい意味で分かりやすい登場人

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「ななみの海」 朝比奈あすか、双葉社。図書館で予約して読みました。青いな〜、ちょっと肩入れできないな〜、と思いながら読んでいたんですが、読み進めるにつれて、いい意味で主人公が大人になっていくのが伝わってきて、読み終わって、これはひょっとしたら

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「観覧車は謎を乗せて」 朝永理人、宝島社文庫。う〜ん、他の読者さんの評価は高いみたいですが、正直なところ私の評価はイマイチ。はっきり書くなら、伊坂幸太郎さんの二番煎じ、しかもラストで伏線回収して見事に1つにまとまるってこともなく。最初の観覧車と

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2022書評195
2022年05月22日22:08

「貸しボート十三号」 横溝正史、角川文庫。本日3冊目。再読。小学生の頃に江戸川乱歩、中学生の頃に赤川次郎、筒井康隆、西村京太郎、そして横溝正史。この作品、復刊したので買ったんですが、多分数十年振りに再読です。だから3作品とも内容は全く覚えていま

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「漆花ひとつ」 澤田瞳子、講談社。本日2冊目。図書館でゆっくり座って読みました。分かったようで分からない、ただ、それは作者さんが悪いのではなく、私の読解力、理解力の無さが理由。でも分からないなりに、表題作と「滲む月」が印象的。こういう形で女性に利

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「くるまの娘」 宇佐見りん、河出書房新社。本日1冊目。くるまの娘ね〜。確かに。話題になったデビュー作とうって変わって・・・と言いたい処だが、私は意外とデビュー作と設定違うだけで似ている気がしてならなかった。両方とも好き嫌い分かれそうな作品だし。い

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オークス
2022年05月22日08:08

今日はオークス。全く想像がつかないので、昨年の菊花賞みたいに複数の馬の単勝を買います。しかも今回は複勝も買います。まずはルージュエヴァイユ。東京コースの池添、あまりイメージないですが、そろそろ一発きそうな気がします。次にプレサージュリフト。

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「英国屋敷の二通の遺書」 R・V・ラーム、法村里絵訳、創元推理文庫。インドのミステリーという目新しさとタイトルに惹かれて読みました。私が苦手な海外作品の割には読みやすく、いい意味で主人公をはじめとした登場人物たちが控え目なキャラ設定(つまり、過度に

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「夜に星を放つ」 窪美澄、文藝春秋。5作品収録、短編集。ラストの作品読み終わってまず感じたのが、大人〜。私はこういう経験なく今も両親と暮らしているが、同じ世代、つまり子供の頃、こんなに周り見ないし気にしないし、気を使わない。フィクションとは言え

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「10分で名著」 古市憲寿、講談社現代新書。読んで良かった。以下、この著書読んで理解した(再認識した)こと。1.相対性理論、今までこの言葉だけを知っていた状態。今回全く理解不能だということを理解した(苦笑)。2.ヒトラーの「わが闘争」、意外と独りよがりな

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「生者のポエトリー」 岩井圭也、集英社。図書館で予約して読みました。詩を書く、詩を朗読する、皆の前で詩を語る、多分、いや、間違いなく一生しないだろう、今の生活なら。だから、完全に別世界の話だと思って読んでました。色々な立場、年齢の人達がそれぞ

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「逆転のアリバイ 刑事花房京子」 香納諒一、光文社。かなりネタバレあります、ご注意ください。まず読み終わって最初に感じたのは、田村正和さんの古畑任三郎シリーズ。明石家さんまさんが犯人だった話。これを思いだしました。この作品、シリーズ自体が、女版

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「謎掛鬼 警視庁捜査一課小野瀬遥の黄昏事件簿」 沢村鐵、双葉文庫。本日2冊目。警察物、刑事物は数々あるが、こういう設定&ストーリーは珍しいんじゃないかな。言い方悪いが、分かったようでイマイチ分からなかったというのが正直な感想。結局今回の悪は滅びた

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「午前0時の身代金」 京橋史織、新潮社。本日1冊目。第8回新潮ミステリー大賞受賞作。クラウドファンディングで身代金、いや〜、この発想はスゴいな〜。ストーリー展開はスピーディーで飽きさせなかったし、ラストもまあ、賛否両論ありそうだが悪くはない。新

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「副音声」 大林利江子、河出書房新社。本日3冊目。図書館で予約して読みました。シナリオ大賞だっけ?とにかく映像に関する賞を受賞しているんですが納得、確かに映像化向き。多分、あり得ない設定だと思うんですが、そういうちょっと特殊な設定を受け入れさえ

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2022書評184
2022年05月15日16:33

「西日本鉄道殺人事件」 西村京太郎、新潮文庫。本日2冊目。図書館でゆっくり座って読みました。今回は西鉄ライオンズと特攻隊の話。私は野球ファンだから、もちろん西鉄ライオンズ全盛の頃は生まれてすらいませんが、少なくとも作品の世界にはいつもより簡単に

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2022書評183
2022年05月15日15:22

「卵の中の刺殺体 世界最小の密室」 門前典之、南雲堂。本日1冊目。図書館で予約して読みました。B級?さっきテレビでやくみつるさんをB級漫画家って言ってましたが、私が理解しているB級が違ってるのかな?この作品、B級じゃなくA級でしょ!まあ、これだけのこ

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ヴィクトリアマイル
2022年05月15日11:19

今日はヴィクトリアマイル。ここ数年では一番レベル高い、かなりの好メンバー。以前から1600mに主戦すればと思っていたレイパパレ、多分普通に走れば3着以内に入ると思うが、人気あるし久しぶりの1600mだから、心中はせず。職場の先輩が一口馬主のレシステン

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「魚影島の惨劇」 大石圭、徳間文庫。最近、徳間文庫の本、読んでるな〜。う〜ん、まあ、大石圭さんらしさはそれなりに満喫できたが、いつもの作品よりインパクトは欠けていた気がした。その分ちょっと残念。相変わらず、過去(今)に秘密の出来事、あるいは悲惨

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「隠し女小春」 辻原登、文藝春秋。う〜ん、かなり個性的。こういう特異な設定というか個性的なキャラ設定が複数人登場する作品なのに、私が大好きな店、ポンチ軒や、STAP細胞の小保方さんとか、実在する店や実在する人を出してくるから、ひょっとしたらモデル

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2022書評180
2022年05月11日21:37

「ロビンソンの家」 打海文三、徳間文庫。トクマの特選、復刊シリーズ。タイトル忘れちゃいましたが、以前打海作品読んで面白かったというイメージが残ってました。だから今回も期待したんだが、ちょっと合わず。出だしは興味惹かれて、スタートダッシュ成功も

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「マイクロスパイ・アンサンブル」 伊坂幸太郎、幻冬舎。伊坂作品のファンとして、勝手なイメージ、考えを書きますが、最近の伊坂作品って初心者、いわゆる伊坂作品を読みなれていない人、初めて読む人の評価高いの?なんか初心者には敷居が高いというか一見さん

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