「夜に星を放つ」 窪美澄、文藝春秋。
5作品収録、短編集。
ラストの作品読み終わってまず感じたのが、大人〜。私はこういう経験なく今も両親と暮らしているが、同じ世代、つまり子供の頃、こんなに周り見ないし気にしないし、気を使わない。フィクションとは言えないリアリティーさ、実際今ならこういう子供いるんだろう。
最初の作品。こういう男って意外とバチが当たらない。年老いてから若い頃の思い出みたいに感じるパターンな気がしてならない。
5作品の中では「真珠星スピカ」かな、一番のお気に入りは。やるせない展開なんだが、フィクションらしいラスト。
窪作品とは相性いいみたいです。
100点満点中70点。
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