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2022年05月21日19:07

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2022書評192(2022年度135冊目)

「英国屋敷の二通の遺書」 R・V・ラーム、法村里絵訳、創元推理文庫。

インドのミステリーという目新しさとタイトルに惹かれて読みました。

私が苦手な海外作品の割には読みやすく、いい意味で主人公をはじめとした登場人物たちが控え目なキャラ設定(つまり、過度に個性的なキャラじゃない)だった。

予想外の真犯人と言えなくもないし、全体通してこれといった欠点はないと思いますが、個人的にはタイトルにあった二通の遺書が、思ったほど作品のメインになっていなかった気がしてならない。極端な言い方するなら、一通の遺書でも成立しちゃうストーリー展開だったかな。

100点満点中69点。
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