「貸しボート十三号」 横溝正史、角川文庫。
本日3冊目。
再読。
小学生の頃に江戸川乱歩、中学生の頃に赤川次郎、筒井康隆、西村京太郎、そして横溝正史。
この作品、復刊したので買ったんですが、多分数十年振りに再読です。だから3作品とも内容は全く覚えていませんでした。
三者三様、金田一耕助シリーズの良さが感じられる作品集。
最初の作品は地方が舞台で、お家柄とかを出しつつ、意外な真相で終わる。
表題作は2つの遺体が実は・・・という、真相に力を入れていたが、金田一耕助の推理より気がついたら解決していた感じ。
最後の作品はかなり異色。江戸川乱歩の作品みたいな作品で金田一さんが実質手を引く、後はよろしくっていう珍しいパターンです。
100点満点中70点。
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