mixiユーザー(id:22004800)

2023年06月25日08:38

28 view

2023書評216(2023年度175冊目)

「大雑把かつあやふやな怪盗の予告状」 倉知淳、ポプラ社。

本日1冊目。

図書館で予約して読みました。

う〜ん、期待高過ぎたかな。

ミステリーとしてというより、小説として一言言いたい。

名探偵が警察いるのに事件解決に奮闘する、当たり前ですがフィクションですから。多少無理やりでも構わないんです、極端な言い方するなら事件の真相で驚かせてくれたら、名探偵の登場とかはありきたりでいいんです。

この作品は警察官を配置して他の作品との差を出していた、いや、全く作品に影響ないでせう。捜査の途中で上司からせっつかれるとか、他の刑事から横やり入るとか、そういうこの設定だからこそのシーンがほとんどなかった気がしました。これなら普通に気がついたら名探偵が登場していました、と何ら変わりがない。何のための特殊設定だったのか、私には最後まで分からず。因みに推理小説、ミステリーの真相としては意外性感じられて、さすが倉知さんという作品でした。

100点満点中69点。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する