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日記一覧

 今から30年前の1991年9月、オーストリアとイタリアの国境の山岳地帯で、ヨーロッパで最も有名なミイラが発見された(写真)。約5200年前の凍結ミイラ「アイスマン」だ。◎イタリア、南チロル考古学博物館で入念に保管 標高3200メートルの湖

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 プロ野球パ・セ両リーグの優勝チームが決まった。 画期的だと思ったのは、両リーグの覇者パのオリックス、セのヤクルトとも、2年連続最下位から一躍優勝したことである。◎地味なパ・リーグでもさらに地味なチーム 僕は、何度か本ブログでプロ野球はパ・

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 訪れたことはないが、生涯1度は訪れたい、しかしプーチン体制の専制ロシアには行きたくないので、いつのことになるやら皆目見当がつかないのが、ロシアの旧首都サンクト・ペチェルブールクである。◎帝政ロシアの夏の離宮の「琥珀の間」 この郊外に、「ツ

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 サントリーHDの新浪剛史社長の提唱した「45歳定年制」が論議を呼んでいる。また先週は、著名な経済誌が「FIRE」特集を組んでいた。 中には45歳でリタイアなど「トンデモない」と怒りを覚える中年サラリーマンがいる一方、密かに肯く人もいるので

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 「グリーンフレーション」という言葉をご存じだろうか。 まだ一般化しておらず、経済学者の一部で話題になっているくらいだ。 「グリーン(green)」と「インフレーション(inflation)」をくっつけた造語だ。グリーン、つまり環境対策がもたらす物価上昇

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 ノーベル賞発表シーズンが終わった。心密かに授賞を期待した人たちが、日本には多くいたはずで、毎年、発表の日にはメディア連中が候補者の自宅や会見に備えた控え室に集まって発表を待つ。◎科学研究費は激増中、注目論文数も世界一だが 授賞逸したとなっ

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 先日、僕の保有するREITの1つ、「コンフォリア・レジデンシャル投資法人」から、分配金の領収書が送られてきた。◎上場来17回の分配金で減配は1回のみ 2013年2月に上場前にIPOに応じて以来、1度も売らず保有し続けている。その時の投資口

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 アメリカのバイデン大統領の金看板である、子育てや教育支援、気候変動対策に10年で3.5兆ドルを費やす歳出・歳入関連法案が行き詰まっている。◎上院で与党民主党でマンチン議員が反対 与党、民主党のジョー・マンチン上院議員(写真)が、法案に反対

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 白熱する総選挙――というわけにはなっていない。 どこかしらけムードが漂っている。それもこれも、枝野の立憲民主党が非現実きわまりない公約を乱発したからだ。◎「アメリカと議論する」? 決まったことを、何を今さら 「コロナ対策」として打ち出した

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 昨日、在宅勤務の日だったので、近くの期日前投票所に行ってきた。実に久々に自民党への投票を止め、代わって日本維新の会の候補と比例区は維新に投票した(写真)。◎期日前投票で維新の会の候補に投票したら、直後に本人に会った! 僕の住む市の選挙区に

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 「安物買いの銭失い」を地で行った形だ。 当初有力視された日本の新幹線案の採用をやめ、途中から「安い」スターリニスト中国製の高速鉄道に乗り換えたインドネシアの失敗である。​◎日本プランに横から割り込んで​​ インドネシアは、

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 昔、庭の家庭菜園でトウモロコシ栽培を試みた。ただ水をやるだけでほとんど除虫もしなかった。すると、ある程度トウモロコシの背が伸びると、びっしりとアブラムシがたかった。◎アブラムシを運んで樹液を吸わせて「蜜」を採取する家畜家アリ 哀れ、わがト

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 本日、衆議院選挙が公示される。いよいよ激しい選挙運動の始まりである。 毎回のように選挙のたびに、定数1の小選挙区の出馬をめぐって「オレが出る」、「いや、私だ」などという醜い争いが繰り返される。 自民党はもちろん、野党間でもそんな争いが見ら

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 また「御用金」である。 日本郵政(写真)の株が、近く売り出される。いわゆる第3次売り出しだが、売り出し価格は、基準日の3%前後のディスカウントになる。セールストークは、配当利回り5%超という「魅力」だろう。◎第1次、第2次と株価は下回り続

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 先クローヴィス期のエドモントン以南の北米と南米への人類の拡散については、およそ1世紀にわたる論争の的になっている。最近は、南米チリのモンテヴェルデ遺跡の1.85万年前、テキサス州のゴールト遺跡での2万年前という考古証拠が見つかっているが、

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 ガソリン価格が上昇している。資源エネルギー庁の10月13日の発表によると、11日時点のレギュラーガソリン価格の全国平均は1リットル=162.1円となり、6週連続の値上がりとなった(写真=セルフ給油所)。1年前は134.10円だったから、1

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 衆院が14日に解散されて(写真)、いよいよ4年ぶりの総選挙である。◎落選議員、4年間の長きの苦渋 任期の決まっている参議院議員と異なり、衆院議員は、いつ解散となり、身分が失われるか分からない。まあ、政治感覚を常に研ぎ澄ませていれば、いつ頃

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 NHK−BSプレミアムで毎週水曜日に再放送されている『シャーロック・ホームズの冒険』は、ミステリーだが、筋立ては単純で分かりやすい。 それだけに退屈とも言えるのだが、僕が飽きもせず録画し、暇な時に観ているのは、ドラマが19世紀末のロンドン

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 久しく意識しなかった為替相場が動いている。ただ、その方向は為替と言えば、かつてのような大騒ぎになる円高ではなく、円安方向だ。昨日12日は、ついに1ドル=113円台になった(イメージ図)。◎アメリカの原油高が為替相場を揺さぶって「悪い円安」

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 太陽から43億キロ以上、約29天文単位(太陽から地球までの距離が1天文単位)のも離れた宇宙空間で、1つの天体が太陽に猛スピードで突進しつつある。◎発見は7年前 その氷に似た天体がわずかに届く太陽光を反射した光を、チリのアタカマ砂漠のセロト

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 文化肺炎の発生国スターリニスト中国は、いまだに発生国としての責任をとろうとせず、自国の発生さえ否認し、アメリカ軍の謀略という荒唐無稽なデタラメを撒き散らす。 しかし、真実は隠そうとしても、少しずつ漏れ出る。◎公開情報を収集して分析、5月か

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 今年のノーベル賞自然科学部門3賞は、4日の生理学・医学賞を皮切りに、6日の化学賞の発表で終わった。今年も、アメリカ人研究者が3賞のすべてに顔を出し、数も圧倒した。 毎年のことながら、授賞が有力視されながら逃した人たちは多数おり、その人たち

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 不動産バブル破裂に脅えるのは、中国恒大集団以外ではないようだ(写真=上海のビル群を背景にした中国恒大集団のビル)。 スターリニスト中国不動産中堅の「花様年控股集団」(ファンタジア・ホールディングス・グループ)は、4日に返済期限を迎えたドル

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 ある秋の1日、思い立って筑波山に登った。好天を見越しての登山だ。緊急事態宣言も明けた後だからか、けっこう人が多かった。若いお父さんに連れられた3歳くらいの男の子もいた(本文末近くの高天原の写真参照)。◎前回は御幸ヶ原コース、今回は見所多い

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 先月29日に自民党総裁に選ばれ、そして4日にも新首相に就任、その日のうちに新内閣を組閣した岸田文雄氏(写真)。彼の選出は、予想どおりマーケットに歓迎されなかった。自民党4役や閣僚の顔ぶれを見て、僕もガッカリしている。◎株式市場は底が抜けた

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 地球温暖化を防ぐ切り札とされるのは、水素を主燃料とする水素社会の実現だが、現実はその具体化がまだ見えない。◎本格的水素社会は2050年以降か 石油やLNGに対抗できるほど、水素を安価に作る分かりやすい道筋が見えないからだ。 水を電気分解す

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 子どもの頃に観た、題名も出演者もろくに覚えていない映画が、妙に印象に残っている。 時代は戦後間もなくだったと思う。闇屋で生計を立てていた貧しい夫婦がいて、その夫が警察の刈り込みか何かで(この記憶も曖昧だ)死んだ。後に、若い妻と幼い男児が残

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 まだ海のものとも山のものとも思えない金属有機構造体(MOF:Metal Organic Framework)が、二酸化炭素の回収など、様々分野で応用できる新たな素材として、日本内外の研究者、企業が注目している。◎たった1グラムでサッカーコート大の表面積 MOF

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 トヨタ自動車など日本の自動車メーカーを減産に追い込んだ世界的な半導体不足は、今年で終わらず、来年も続くという見通しだ。◎あのサムスンも1週遅れにした高い技術力 僕たちの日常生活に遠いが(ただしスマホやパソコンはもちろんあらゆる家電製品に組

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 地球の3分の1を占める広大な太平洋を、まだ六分儀も海図も持たない先史ポリネシア人が驚くべき遠洋航海を行い、各島に植民していったことは、人類の持つフロンティア精神を実証する真の驚きである。◎まずサモアから出発 これまで考古学証拠や古植物学の

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