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2021年10月22日05:57

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僕が長年の自民党への投票を止め、維新の会に乗り換えた理由:期日前投票で

 昨日、在宅勤務の日だったので、近くの期日前投票所に行ってきた。実に久々に自民党への投票を止め、代わって日本維新の会の候補と比例区は維新に投票した(写真)。

◎期日前投票で維新の会の候補に投票したら、直後に本人に会った!
 僕の住む市の選挙区に維新の会の候補が立っていたので、選択肢があってよかった。自民現職が強いから、たぶんその自民現職が当選するだろうけど、維新の会の候補が予想外に票を集めて高い惜敗率なら、比例で復活当選する。
 その帰り、駅前広場でなんとその候補が立っていた。これから演説をしようというのだろうが、なんという奇遇か、僕はその候補に近づき、「たった今、期日前投票であなたに投票してきましたよ」と声をかけた。さすが立候補者、その笑顔はポスターと違って真っ黒に日焼けしていた。
 維新の会の候補は、自民や立憲民主と違って、地盤がない。大変な苦労だと思うが、そう言ったら「それが維新ですから」と爽やかに答えた。

◎かつては社会党支持だったが、ある時を境にずっと自民支持に
 僕が自民党ではなく、他の党の候補に投票するのは何十年ぶりかだ。
 若い頃は、マルクス主義かぶれだったので、選挙権を得てからずっと社会党(現・社民党)へ投票してきた(写真=社会党が少しは輝いていた時)。ロシア革命史を学んだから、スターリン主義=共産主義には強い拒否感があり、日本共産党は1度も支持したことはない。
 ある時から、社会党の硬直的な姿勢は日本の現状に合わない、この党はもはや歴史的役割を終えた時代錯誤党になっていると感じて、自民党支持に転換した。それ以来、ずっと自民党支持だった。
 なぜ自民支持を止めるのか。

◎「岸田ショック」の意味は
 岸田文雄氏が自民党総裁、そして首相に選ばれたからだ。
 彼は、欧米から「ミスター現状維持」と揶揄されているという。そして岸田氏が自民党総裁選に最有力視されるようになった9月末から、当選を経て、首相に選出されて組閣まで、1週間ちょっとの間に日経平均株価は2700円も下げた。世に言う「岸田ショック」である。
 マーケットは、岸田総裁=首相を明らかにネガティブに受け取った。
 なぜ嫌われるかは、10月8日の所信表明演説でも明確になった(写真)。
 「新しい資本主義」のもと、「分配による成長」だという。しかし所信表明演説では、成長という言葉は、以前の安倍元首相、菅前首相の時より激減し、「分配」にばかり力点がかかっていた。

◎本当は社会主義者ではないか
 彼は、明らかに「改革」に後ろ向きだ。それは、自慢げに語る自分の長所としての「人の話をよく聞く」ということからもうかがえる。改革すれば、既得権益層に痛みを強いる。彼らから、批判・非難される。だから「話をよく聞いて」、改革に背を向ける。
 岸田氏から「分配」などという言葉が頻繁に登場する演説を聞くと、この人は本当は社会主義者ではないのか、と疑ってしまう。努力して才覚を磨き、富を築いた者から、それを奪い取って、怠惰な者たちに分配するというイメージをどうしても思ってしまうのだ。
 だから支持できない。ついでに、彼を総裁に選んだ自民党を、もだ。

◎不断の改革こそ日本の進む道
 日本維新の会は、既成9党の中で、唯一、改革を唱える。分配も、改革によって経済を活性化させ、そこから原資を生み出すという真っ当な主張を掲げる。
 一刻も休みのない不断の改革、そして広範囲な分野での規制緩和こそ、停滞し、今や先進国クラブから脱落しそうな日本を活性化させる道である。分配などと言うだけで、いつまでも改革を怠っていては、そのうちGDPで反日韓国に抜かれるだろう。
 少なくとも岸田氏が首相を降りるまで、僕は自民党支持には戻らないつもりだ。

注 容量制限をオーバーしているため、読者の皆様方にまことに申し訳ありませんが、本日記に写真を掲載できません。
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昨年の今日の日記:「武漢肺炎による世界の経済損失は向こう6年間で3000兆円!」
https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202010220000/

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