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日記一覧

 もう1カ月半も前だが、ニュージーランド出立直前の慌ただしい中、会期が迫る東大総合研究博物館の特別展示「最古の石器とハンドアックス―デザインの始まり」を観覧してきた。◎直前でも行くしかなかった 同博物館は、前にも何度か紹介したが(例えば13

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 ミルフォード・トラックのあるニュージーランドは、かつては南半球の巨大大陸だったゴンドワナ大陸の一部だった。地球のプレート運動により、おそらく最も早くゴンドワナ大陸から分離し、以来、7500万年前後も他大陸から孤立化し続けた。◎ジーランディ

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 ミルフォード・トラックを含むフィヨルドランドを典型にして、ニュージーランドの南島をバスの車窓から見ていると、雪をいただいた山岳や森が本当に美しいと思った(写真=上からミルフォード・トラックでのエイダ湖、ミルフォード・サウンドのクルージング

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 憧れのミルフォード・トラックのトレッキングでは、美しい景観の鑑賞の代償として3つのダメージを被った。ほぼ癒えたが、やはり個人史としては大事業だったのだと得心している。◎不注意で足の爪が剥がれそうに まず足の爪。出発前にモンベルで登山靴を買

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 ニュージーランドでは、現金はほとんど要らなかった。出発前の成田空港では、8000数百円で100ニュージーランドドルに両替したが、やはり余った。◎すべすべした手触り 日本よりはるかにキャッシュレス化が進んでいて(むしろ日本が世界で遅れている

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 ミルフォード・トラックに入る前進基地となっているクイーンズタウンは、美しい街である。たどたどしい日本語をしゃべる「キーウィー(ニュージーランド人の自称)」によれば、日本の軽井沢みたいな所だという。 つまりリゾート地で、そして家賃・物価が高

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 ミルフォード・サウンドのクルージングが終わった。そして世界遺産のフィヨルドランド国立公園ともお別れ、である。◎参加12人はクイーンズタウンで二手に別れる 僕は、ミルフォード・トラックと宿泊した3つのロッジで苦楽を共にした世界中のトレッカー

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 あんなにも苦しく、辛かったミルフォード・サウンドの3泊4日、53キロのトレッキングが、帰国後、約3週間をへて、今や懐かしさでいっぱいだ。サンドフライに脚と腕に30数カ所も刺された跡も、痒みは無くなり、赤く腫れたところの痕も薄くなってきた。

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 世界遺産、フィヨルドランドの快晴のミルフォード・サウンドのクルージングは、良かった。前の日記でも触れたが、ここは2度目で、2度とも晴れた。◎シンボルのマイターピークの変容 1時間ほどのクルージングで、前と変わらぬ景観が次々に現れることに感

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 自他共に認める雨男の僕は、今回の3泊4日のミルフォード・トラックのトレッキングでも1日半、雨に降られた。後の1日は曇天、半日は晴、快晴は最後の1日しかなかった。◎2度目のミルフォード・サウンド、今回も快晴、これ何? 年間降水量が6500ミ

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 サンドフライ・ポイントから、サンドフライに刺されながらボートでミルフォード・サウンド船着き場に着いた。◎船着き場から痛む脚をひきずりさらにロッジまで15分 ところが、この船着き場でも、サンドフライは舞っている。げんなりである。 船着き場か

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 車が通れるほどの吊り橋なら何度も通ったことがあるが、ミルフォード・トラックでは、これでもかというほど、いくつもの吊り橋が現れ、それを渡った。一生涯渡る吊り橋を、全部渡った気がする。◎飲み水に全く苦労しないほど清澄な水 それも、人1人がやっ

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 憧れの、しかし苦役に等しい3泊4日のミルフォード・トラックのトレッキングで、これまで述べた話からこぼれたエピソードをいくつか紹介しておきたい。◎上陸地のトラック最初の両側のブナの木にサルオガセ まずグレイド・ワーフに上陸し、約1.2キロの

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 ニュージーランド、ミルフォード・トラックは、世界遺産のフィヨルドランド国立公園内にあり、ここを歩くのにアルティメット・ハイクスのガイデッド・ツアーに加わったが、至れり尽くせりのトレッキング旅だった。◎ホテル並みの食事と施設 3泊は、すべて

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 ミルフォード・トラックの低地では全く見かけなかったが、第3日目、マッキノン・パスに登る途中、まるで桜のような薄いピンクの花が満開だった。花のサイズも、桜よりもやや小さい程度で、ほとんど同じ。僕は、真夏のニュージーランドで桜の花見をしたよう

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 1月末までは順風満帆だった世界のマーケットが、先週は大荒れとなった1週間だった。東京株式市場も大幅下げとなった。 ゴルディロックス(適温)相場も、これで終わりとなったのだろうか。◎東証大幅安も慌てず騒がず、一部の株を買う 事の発端は、2日

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 平昌冬季五輪が開幕した。 NHKなどが絶叫するのに比し、文在寅が一大政治イベントとして力を入れているのが見え見えだけに、僕はこの五輪を冷ややかに見ている。帰国後からずっと続けている「NZミルフォード・トラックを歩く」をちょっと休止し、本朝

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 ミルフォード・トラックに入るには、テ・アナウ湖を約1時間、高速船に揺られて北岸のグレイド・ワーフまで行く。◎湖畔の崖を覆うブナの原生林 この船旅は、高速で飛ばすので、甲板に出たら風との闘いである。僕は、同行者から「帽子を飛ばされないように

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 ミルフォード・トラックには、清澄な水をたたえた湖沼が多い。◎その名も「死んだ湖」 氷河の削った峡谷の底を歩くミルフォード・トラックのトレッキングでは、多雨地帯ということもあり、滝が多いことは前々回に述べた(2月8日付日記:「NZミルフォー

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 ニュージーランドには哺乳類の固有種はいない。それは既に何度も書いてきた。今いる哺乳類は、ニュージーランドにヒトが渡ってきた以降に定着した種だ。◎飛べない鳥ウェカをキーウィと誤認 その点、動物好きのミルフォード・トラックのトレッキンカーは単

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 ミルフォード・トラックのあるフィヨルドランド国立公園は、その名の通り氷河の造形した荒々しいが、美しい景観が多い。◎氷河の造った景観 例えば僕たちの降りたったクイーンズタウンの美しい湖、ワカティプ湖も、ミルフォード・トラック出発点となったテ

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 ミルフォード・トラック最終日、サンドフライ・ポイントにひた歩くアーサー渓谷の景観は、晴れていたこともあいまって3年前の夏に行った信州・上高地よりも美しく雄大だった(写真)。◎清澄な川や滝、美しい景観 渓谷を洗うアーサー川はどこまでも美しく

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 田舎の道路で車にひかれた小動物の死体を見ると、日本人なら「可哀相に」と思うけれど、ニュージーランド人は違う。「ああ、よかった」と思うのだそうだ。◎生態系保護に世界一の厳しさ なにもニュージーランド人がサディスティックなのではない。ニュージ

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 6泊したニュージーランドで、夕飯6回のうち3回も米飯を食べた(あと1泊は機内)。 最初のニュージーランドの夕飯は、ミルフォード・トラックへの前線基地とも言えるクイーンズタウンで、である。クイーンズタウンは、日本の軽井沢のような感じのリゾー

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 ミルフォード・トラック1日目、宿泊するグレイド・ハウス近くの原生林で奇妙な木を見た。高さ2メートル弱の幼木の葉が、まるで剣のように細長く、両端にノコギリのようなギザギザの棘が付いているのだ。◎1日目は約1時間半のネイチャー・ウォークで足慣

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 ニュージーランドに行く前に、旅行社の説明会やブログなどで、夏のミルフォード・トラックには「サンドフライ(sandfly)」という厄介な吸血昆虫がいるから、虫除けスプレーと刺された後のムヒは必携、と聞かされていた。◎脚と腕で30カ所以上も刺された

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 僕の参加したニュージーランド、ミルフォード・トラックのガイデッド・ツアーには、それこそ「世界一美しい散歩道」に惹かれて、世界中からトレッカーが集まってきていた(写真=ミルフォード・トラック2日目の朝、出発前に完歩を期して、グレードハウス前

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 ニュージーランド南島のミルフォード・トラックへは、日本の旅行社を通じてアルティメイト・ハイクス社主催のガイデッド・ツアーに参加した。◎清潔なシーツ、シャワーと水洗トイレなど ミルフォード・トラック内で宿泊する3泊のロッジは、設備が整い、快

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