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日記一覧

Marcel Brion『L’ermite au masque de miroir』(Albin Michel 1982年)                                    前回読んだ『Le Journal du visiteur(訪問者の日記)』よりさらに晩年の作。RomanでもRécitでもなく

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 先週日曜日、大阪古書会館の全大阪古書ブックフェアに行ってまいりました。古本仲間の忘年会に合わせたため、最終日のしかも閉会間際となったにもかかわらず、けっこういい買い物ができました。まず、寸心堂ではフランス書がたくさん出ていて、その中から下

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佐藤和夫『海を越えた俳句』(丸善ライブラリー 1991年) 海外で作られている俳句というかハイクについて書いた本。著者は英文学がご専門で比較文学の研究者。長年、海外でのハイク活動に関わり、みずからも俳句を作られるだけあって、海外の俳句の動きにつ

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鶴岡善久『超現実主義と俳句』(沖積舎 1998年) 12年前に一度読んだ本の再読。といってもほとんど覚えていないので、初めて読むのと同じ。俳人20人の一人一人について、シュルレアリスムとのかかわりあいの視点から鑑賞したもの。各人の俳句について代表作

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嶋岡晨『イメージ比喩―俳句創作百科』(飯塚書店 1996年)嶋岡晨『詩のある俳句』(飯塚書店 1994年)                                    短詩の次は、詩人の書いた俳句の本。イメージや比喩という詩の理論を援用して

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篠原資明『心にひびく短詩の世界』(講談社現代新書 1996年) 以前から短詩に興味がありましたが、俳句や短歌の本はたくさん出ていても、短詩に関してまとまった本があまり見当たりませんでした。この本は広く日本の詩人の作品のなかから短詩を拾い出して、

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 昔勤めていた部署のゴルフ会に呼ばれて、東京へ行ったついでに、昨日、神保町の和洋会と高円寺の西部展を覗いてまいりました。昔は二つも古本市を回れば、リュックがはち切れるほど満杯になっていたのに、今回は7冊。歳のせいですかな。 神保町和洋会では

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