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日記一覧

井本英一『死と再生―ユーラシアの信仰と習俗』(人文書院 1982年) しばらく井本英一が続きます。発行年の古い順から読んで行きます。この本は、雑誌の連載記事をまとめたものなので、記述に重複が多く、断片的な情報の積み重ねが目につき、ややまとまりに

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 サン=サーンスは、サラリーマン時代、通勤途上でよくヴァイオリンとオーケストラの曲を下記のCDで聴いておりました。Saint-Saëns『L’œuvre pour violon & orchestre』(EMI)Ulf Hoelscher(Vl)、Pierre Dervaux(Cond)、New Philharmonia Or

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井本英一『輪廻の話―オリエント民俗誌』(法政大学出版局 1991年) 井本英一の本は、『古代の日本とイラン』、『飛鳥とペルシア』に次いで読みました。この二冊は2014年12月30日の記事で取りあげていますが、その時書いているのと同じ感想を持ちました。次

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J・キャンベル鈴木晶/入江良平訳『宇宙意識―神話的アプローチ』(人文書院 1991年) 古代の宇宙観に関連した本を引き続き読んでみました。キャンベルの本は、20年ほど前に、『神話の力』と『生きるよすがとしての神話』の二冊を読んだ記憶があります。当時

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吉村貞司『原初の太陽神と固有暦』(六興出版 1984年)吉村貞司『日本神話の原像』(泰流社 1980年) 古代の宇宙論への関心の延長で『原初の太陽神と固有暦』を手に取り、ついで『日本神話の原像』を読みました。吉村貞司は初めてですが、語り口の異様さに驚

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 春恒例の二つの古本市を覗いてきました。四天王寺春の大古本祭りは三日目の日曜日に友人らと集まりましたが、途中で家内から指を切ったと連絡があり、途中で引きあげたので不完全燃焼。神戸アーカムハウス出品のデューマ竹林章譯『ラインの古城』(三崎書房

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